【腰椎椎間板ヘルニア】ピラティスはいつから?専門家が教える安全な運動法

腰椎椎間板ヘルニアとピラティス(このタイトルは表示されません)

「腰椎椎間板ヘルニアと診断され、足の痛みやしびれで歩くのもつらい」
「運動したいけれど、悪化するのが怖くて何もできない」
「手術は最終手段として、まずは他の方法を試したい…」

逗子・葉山エリアで、このような深刻なお悩みを抱えていませんか?

椎間板ヘルニアは、強い痛みやしびれを伴うため、運動に対して慎重になるのは当然です。しかし、安静にしすぎると筋力が低下し、かえって回復を遅らせてしまうこともあります。重要なのは、**「やってはいけない動き」を避け、安全な方法で体を支える力を取り戻すこと**です。この記事では、なぜ「パーソナル・マシンピラティス」が、ヘルニアの方にとって有効な選択肢となり得るのか、その理由を専門家の視点から詳しく解説します。

【はじめに】最も大切なこと

運動を始める前には、必ず整形外科などの医療機関で専門医による正確な診断を受け、現在のヘルニアの状態を正確に把握することが何よりも重要です。医師から運動の許可が出た上で、私たちのような体の専門家にご相談ください。

ヘルニアの方が「やってはいけない」動きとは?

良かれと思って行う運動が、実は症状を悪化させる危険な動きである場合があります。まずは、避けるべき代表的な動きを知っておきましょう。

  • 急な前屈や中腰での作業:椎間板への圧力を最も高める動きです。床の物を拾う時も、膝を曲げて腰を落とすようにしましょう。
  • 腰をひねる動作:ゴルフのスイングなど、急激な回旋運動は椎間板に大きな負担をかけます。
  • 一般的な腹筋運動(上体起こしなど):腰を丸める動作が、ヘルニアを後方へ押し出してしまう可能性があります。
  • 長時間の座位:立っている時よりも座っている時の方が、椎間板への圧力は高まります。特に、車の運転やソファでの悪い姿勢は注意が必要です。

これらの動きを日常生活から減らし、安全な運動に切り替えることが改善への第一歩です。

なぜ「パーソナル・マシンピラティス」が推奨されるのか?

私たちは、腰椎椎間板ヘルニアの方のリハビリに、専門家の指導のもとで行う「パーソナル・マシンピラティス」を推奨しています。

1. 安全な姿勢での体幹強化

マシンピラティスは、仰向けなど腰に負担のかからない姿勢で、椎間板への圧力を最小限に抑えながら、体を支えるインナーマッスルを安全に鍛えることができます。

2. “天然のコルセット”による椎間板の除圧

ピラティスで腹横筋などのインナーマッスルを強化すると、腹圧が高まります。この**“天然のコルセット”**が、背骨を内側から支え、椎間板にかかる圧力を軽減してくれます。

3. 正しい身体の使い方の習得

痛みの原因の多くは、腰を曲げすぎるなど「間違った動きの癖」にあります。専門家がマンツーマンで指導することで、「腰ではなく、股関節から動く」といった、腰に負担をかけない効率的な身体の使い方を体に覚え込ませます。

4. 一人ひとりの症状に合わせたプログラム

ヘルニアの部位や症状の出方は人それぞれです。あなたの状態を専門家が詳細に評価し、あなたにとって本当に安全で効果的なエクササイズだけを厳選して提供します。

手術以外の選択肢を、一緒に探しませんか

「ヘルニアだから、もう良くならない」ということはありません。
正しいアプローチで身体の機能を取り戻し、痛みのない毎日を目指しましょう。

当院では、まず整体で身体全体の歪みを評価・調整し、ピラティスでその良い状態を体に定着させる「整体+ピラティス MIXコース」が、このような症状の方に最も適していると考えています。

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よくあるご質問

Q. ヘルニアと診断されましたが、ピラティスをしても本当に大丈夫ですか?
A. はい、専門家の指導のもとで「安全な方法」で、かつ医師の許可があれば、非常に有効な選択肢です。特にマシンピラティスは、腰に負担をかけずに体幹の深層筋を鍛えることができます。自己流での運動や、急な前屈・ひねり動作は避けるべきですが、パーソナル指導であれば、あなたにとって安全なエクササイズだけを厳選して行います。
Q. 手術しかないと言われましたが、他に方法はありますか?
A. 医師の診断は非常に重要ですが、多くの場合、手術以外の保存療法で症状が改善する可能性があります。ヘルニアがあっても痛みがない人も多く、痛みの原因はヘルニアそのものではなく、体の歪みや機能不全にあることも少なくありません。ピラティスや整体は、そうした機能的な問題にアプローチし、症状を緩和できる可能性があります。
Q. ブロック注射を打ちながらピラティスをしても良いですか?
A. はい、問題ありません。ブロック注射で痛みが緩和されている期間は、リハビリを進める絶好の機会です。痛みが少ない状態で正しい体の使い方を学び、体幹を安定させることで、注射の効果が切れた後も良い状態を維持しやすくなります。ただし、運動の可否については必ず担当医師にご確認ください。

この記事は、逗子の整体&ピラティススタジオ【Reformer逗子院】が監修・執筆しました。

身体の不調や、記事の内容に関するご相談・ご予約は、お気軽にご連絡ください。

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(逗子・葉山をはじめ、鎌倉、横須賀、茅ヶ崎、藤沢、戸塚、三浦、大船など神奈川県内、東京都内からも多数ご来院いただいております)