膝の痛みを抱えていると、日常生活の様々な場面で不便を感じますよね。整体院での施術は根本改善のために重要ですが、ご自宅でのセルフケアを組み合わせることで、痛みの軽減や再発予防の効果をさらに高めることができます。
このページでは、神奈川県逗子市・葉山町エリアの整体院【Reformer逗子院】が、膝の痛みを持つ方でも比較的安全に行えるセルフケア方法(ストレッチ、簡単な筋力トレーニング、日常生活での注意点など)をご紹介します。ただし、【重要】痛みがある場合は無理せず、必ず専門家(医師や信頼できる整体師など)に相談してから行うようにしてください。
セルフケアを行う上での【最重要】注意点
- 痛みを我慢しない:ストレッチや運動中に痛みを感じる場合は、すぐに中止するか、痛くない範囲にとどめてください。「痛いけど効いているはず」という考えは危険です。
- 急性期は避ける:急に強い痛みが出た場合や、膝が熱っぽく腫れている場合(炎症が強い時期)は、自己判断でストレッチや運動を行うのは避け、安静または医師の指示に従ってください。
- 無理のない範囲で:回数や時間にこだわらず、ご自身の体調や痛みの程度に合わせて、無理なく続けられる範囲で行いましょう。
- 正しいフォームで:間違ったフォームは逆効果になることがあります。可能であれば、最初は専門家の指導を受けるのが理想です。
- 自己判断は禁物:セルフケアはあくまで補助的なものです。症状が改善しない、悪化する場合は、必ず医療機関や信頼できる専門家にご相談ください。
① 膝周りの柔軟性を高めるストレッチ
膝周りや関連する股関節周りの筋肉の柔軟性を高めることで、膝への負担を軽減し、動きをスムーズにします。呼吸を止めず、リラックスして、気持ち良いと感じる範囲で行いましょう。
1. 太もも前側(大腿四頭筋)のストレッチ
壁や椅子に手をついて立ち、片方の足首を持ち、かかとをお尻に近づけます。太ももの前側が伸びているのを感じながら20~30秒キープ。左右行います。※膝に痛みがある場合は、無理に曲げないでください。
2. 太もも裏側(ハムストリングス)のストレッチ
椅子に浅く腰掛け、片方の脚を前に伸ばし、膝は軽く曲げた状態にします。背筋を伸ばしたまま、股関節からゆっくりと体を前に倒します。太ももの裏側が伸びるのを感じて20~30秒キープ。左右行います。※床に座って行ってもOKです。
3. ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)のストレッチ
壁に両手をつき、片足を大きく後ろに引きます。後ろ足のかかとを床につけたまま、前の膝をゆっくり曲げていきます。ふくらはぎが伸びるのを感じて20~30秒キープ。少し膝を曲げると、より深い部分(ヒラメ筋)が伸びます。左右行います。
4. お尻(殿筋)のストレッチ
椅子に座り、片方の足首を反対側の膝の上に乗せます。背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと体を前に倒します。お尻の筋肉が伸びるのを感じて20~30秒キープ。左右行います。※仰向けで同様の形を作って行ってもOKです。
② 膝を支える簡単な筋力トレーニング
膝周りの筋肉、特に関節を安定させる筋肉を強化することで、膝への負担を軽減します。痛みが比較的落ち着いている時期に、正しいフォームで、少ない回数から始めましょう。
1. 膝伸ばし運動(大腿四頭筋)
椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばします。片方の膝をゆっくりと伸ばし、つま先を上に向けた状態で5秒ほどキープします。ゆっくりと下ろし、これを繰り返します。10回程度×2~3セット目安。太ももの前側の筋肉を意識しましょう。
2. 足上げ運動(腸腰筋・大腿四頭筋)
仰向けに寝て、片方の膝を立てます。もう片方の脚は伸ばしたまま、ゆっくりと床から10~15cmほど持ち上げ、5秒ほどキープします。ゆっくり下ろし、これを繰り返します。10回程度×2~3セット目安。左右行います。※腰が反らないように注意しましょう。
3. ヒップリフト(お尻・太もも裏)
仰向けになり、両膝を立てて足は腰幅程度に開きます。息を吐きながら、お尻をゆっくりと持ち上げ、肩から膝までが一直線になる位置で数秒キープします。ゆっくり下ろします。10回程度×2~3セット目安。お尻の筋肉を使うことを意識しましょう。
③ 日常生活での注意点と工夫
日々の生活の中で少し意識を変えるだけでも、膝への負担は軽減できます。
- 正しい姿勢を意識する:立つ時も座る時も、背筋を伸ばし、骨盤を立てる意識を持ちましょう。猫背や反り腰は膝に負担をかけます。
- 動作をゆっくり行う:急な方向転換や、急に立ち上がる・座る動作は避け、ゆっくりとした動作を心がけましょう。
- 長時間の同じ姿勢を避ける:座りっぱなし、立ちっぱなしの場合は、30分~1時間に1回は姿勢を変えたり、軽く動いたりしましょう。
- 階段昇降の工夫:上りは痛くない方の足から、下りは痛い方の足から、手すりを使うなど工夫しましょう。
- 膝に負担の少ない動作を心がける:重い物を持つ際は膝を曲げて腰を落とす、床の物を拾う際も膝を曲げるなど、腰だけでなく膝への配慮も忘れずに。
- 靴選び:クッション性が高く、かかとが安定し、足に合った靴を選びましょう。ヒールの高い靴は避けましょう。必要であればインソールの使用も検討します。
- 体重管理:適正体重を維持することは、膝への負担軽減に非常に効果的です。
- 温める・冷やす:慢性的な痛みやこわばりには入浴などで温める、急な痛みや腫れ・熱感がある場合はアイシング(冷やす)が基本ですが、判断に迷う場合は専門家に相談しましょう。
- 寝方:仰向けの場合は膝下にクッション、横向きの場合は膝の間にクッションを入れると楽になることがあります。
セルフケアだけで改善しない場合はご相談ください
セルフケアは膝の痛みの改善や予防に役立ちますが、根本的な原因である「体の歪み」が解消されない限り、効果は限定的であったり、痛みが再発したりする可能性があります。また、間違った方法で行うと逆効果になることもあります。
セルフケアを続けてもなかなか改善しない、痛みが悪化する、正しいやり方が分からない、という場合は、自己判断せずにぜひ一度、逗子・葉山エリアの【Reformer逗子院】にご相談ください。あなたの体の状態を正確に評価し、最適な施術とセルフケア指導で、根本改善をサポートします。
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