〜逗子・葉山・鎌倉の整体【Reformer逗子院】のコラム〜
《歪みを生むきっかけは日常に潜んでいる》
一体、どのようなきっかけで歪み・ズレが起きるのでしょうか。
関節は靭帯で補強され、関節面には凹凸があるなど、ズレないように作られていますが、動く部分ゆえに、それでもズレは生じます。
例えば、あまりに重い荷物を持ち上げようとして、筋力と靭帯の限界を超える力が掛かると、ズレを招くことになります。
ちょっとした動作であっても、アンバランスな姿勢が原因でズレが生じることはあります。落とした物を拾おうとしたり、棚の上の物を取ろうとした時に急性腰痛(ぎっくり腰)が起きるのは、このためです。
また、重いと思ったものを持ち上げたら実は軽かったという場合にも、屈筋と伸筋がアンバランスな状態となり、ズレが生じることがあります。
さらに、慢性腰痛で悩まされていた方が、ぎっくり腰になる場合もあります。以前からあったズレが、より大きくズレるケースです。
このように、ズレが起きるきっかけは毎日の生活のなかに潜んでいるのです。
ところが、医師のなかには、「関節がズレることなどない」という向きがあります。ズレが大きくて形態が変わるほどなら脱臼としてレントゲンで診断できますが、そこまで至らない場合にはレントゲンで確認できないからです。
しかし、そうした医師は存在しないはずのズレを直すことで、数多くの方の腰痛が治っているという現実を、どう説明するのでしょうか。
関節のズレが起きると、関連する筋・組織が凝り、痛みや圧痛が生じます。
骨盤や股関節がズレた場合は、腰筋と腹筋がひどく拘縮して、腰が曲がる前屈姿勢を招きます。さらには、椎間板の間隙を狭めることにもなるのです。
しかし、心配はいりません。どこにどういったズレが生じているかを見極め、正常位に戻す整体施術を行えば、こりはとれ、痛みもなくなります。
また、股関節の癒着についても、早いうちに発見して剥がすことが何より大切です。脚の長さが短縮したり、局部が痛んで変形したりしますし、しゃがむ、靴下を履くといった動作が難しくなるなど機能障害が起こります。
長年そのままにしておくと、癒着が大きくなり、人工関節置換の手術を受けることになってしまいます。
癒着は小さいうちなら、整体施術時の痛みも少なく、簡単に剥がすことができます。早期発見、早期施術が肝心なのです。
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