カルシウムの給源として最高のものは、牛乳およびチーズだ、といわれます。日本人の場合、牛乳やチーズよりも小魚が推奨されていますが、これだと内臓まで食べることになるので、汚染物質の問題がつきまといます。PCBのような有機塩素剤、水俣病の原因となった有機水銀、イタイイタイ病の原因となったカドミウムなどと魚の骨や内臓とは縁が切れません。それでもなお小魚を食べるとすれば、ビタミンのE・C・Aおよび鉄の積極的な摂取がなければ、いわゆる公害病の危険にさらされるでしょう。
カルシウムは、ある種の植物にも相当に含まれています。ニンジン、ハクサイ、キャベツ、カリフラワー、パセリなどが、その例です。ホウレンソウや各種果物は、カルシウムの給源にはなりません。
カルシウムが口から入っても、それの吸収が無条件に行われるわけではありません。少なくともビタミンDの存在が必要です。そしてまた、カルシウムの吸収を阻害する物質が知られています。それは、フィチン酸、蓚酸および遊離脂肪酸です。これらはカルシウムイオンと結合して、不溶性物質をつくります。フィチン酸は、米胚芽、精白小麦に含まれているもので、鉄の吸収を悪くします。玄米食を続けた母親から生まれた赤ちゃんが、鉄不足のために引きつけを繰り返した例があります。
逗子.葉山.鎌倉.横須賀.藤沢.横浜地域で整体&マシンピラティスなら
整体院&ピラティススタジオ【Reformer逗子院】
神奈川県逗子市逗子3-2-24 矢部ビル2階
☎︎050-5884-7793