座り姿勢と腰痛・首こり・肩こり

不良姿勢の原因

不良姿勢とは、3つの正常弯曲が消失することで、日本人に圧倒的に多いのが脊柱が1本の弓状になった円背であり曲がり腰です。

これは坐ることに起因すると言っても決して過言ではありません。日常生活の中で、畳や床の上にじかに坐るという日本古来の伝統的な生活習慣が、腰を丸めてきたとも言えます。

坐位における腰椎後弯度を最も大きいものから列挙すると、

両脚の投げ出し坐り

    小学生の体育坐り

    座椅子など低い腰掛け

    乗用車の運転席(低いもの)

あぐら

女性の横坐り・両脚開いてのペタンコ座り

やわらかいソファーや、お尻を前にずらして腰掛ける

背もたれにお尻をきちっとつけて腰掛ける

正座(坐位の中では最良)

立位(人間として最良の基本的姿勢)

正座の次が、背もたれにお尻をきちっとつけての腰掛け姿勢がお勧めできます。

坐位姿勢における腰椎椎間板内圧の変化を調べたデータからすると、正座と立位の内圧が最も少なく、あぐらが最も大きい。

この事からも、内圧変化量の順位と上記の腰椎後弯度の順位とがよく一致する訳で、人間の場合、坐り方と腰椎の弯曲(後弯への移行)の変化とは密接な関係にあることが判ります。言い換えれば、人間の前弯姿勢は、直立二足歩行のために進化を遂げてきたもので、坐るためのものではないと言えます。

結局、坐位において正しい姿勢を保持するには正座以外に無いわけで、少なくとも次点の腰掛け姿勢を採用すべきでしょう。

昔の日本人は姿勢が良かったといわれますが、それは畳の上で正座により骨盤が立ち、自然と二点の坐骨で座っていたからです。

ところが、欧米からイスが普及すると、坐骨ではなくお尻全体で座るようになり、背もたれに頼ることで骨盤が倒れ、腰椎の後弯を増し、姿勢はみるみる崩れていきました。それに伴って、腰痛が増加しました。

骨盤を立てた坐骨座りは、日本人の姿勢を正し、身体への負担を少なくする姿勢なのです。

厚労省は、現在日本人の4人に1人が腰痛だと発表しています。座るというのは楽なようでいて、実は立っている時の2倍もの負担が腰にかかります。体重の約60%を占める上半身の重みが、座るとすべて腰一点に集中してしまうからです。座ること自体が腰にはリスクであり、悪い姿勢だとさらに負担は増加します。

欧米人と違い、日本人は普通のイスに座ると骨盤が倒れやすくなる傾向があります。すると椎間板や筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こします。坐骨に座れば骨盤が立ち、背骨が理想的なS字型に整い、人体の構造上、腰に最も負担のかからない状態がつくられます。

骨盤が倒れると猫背になり頭が前に出るため、首の筋力だけで重い頭を支えなければならず、筋肉が非常に緊張します。坐骨に座った正しい姿勢であれば、頭の位置が安定するため、首や肩周辺の緊張が緩和され、首こり・肩こりが改善します。

また、姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、脳への酸素供給が減り、集中力が低下します。正しい姿勢で座ると、呼吸が深くなり集中力も向上するわけです。


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