悪い姿勢やアンバランスな力で関節は歪む

〜逗子・葉山・鎌倉の整体【Reformer逗子院】のコラム〜

 

多くの方々は「肩こり、腰痛、手のしびれなどは、病院では治らない」と思っていることでしょう。いくら通院しても治らず、苦しんでいる方が数え切れないほどおられます。

ところが、整体施術で関節の異常を直すと、ほとんどが治ってしまいます。こりがとれて、痛みやしびれが治るのです。

「こりにはマッサージがいいはずだ」と考える方もおられるでしょう。たしかに、施術中は血行が促されて気持ちいいのですが、結果的にこりはとれません。無理に強い力を加えると、反対にこりが強くなってしまいます。

では、こりとは一体何でしょうか。そして、なぜ関節に異常が生じるのでしょうか。

まず、関節は骨同士の連結部ですが、双方の先端には関節軟骨という軟骨があります。骨同士の間には関節腔という隙間があり、潤滑剤の役目をする関節液がつまっています。

この仕組みによって、関節はスムーズに動くのです。脱力した状態で手を下げて、もう一方の手で手首を持って振ると、ブラブラ揺れるでしょう。隙間があるから、そうした動きができるのです。

ところが、この隙間ゆえに変位、つまりズレが生じることがあります。脱臼ほどではない軽い変位を、ズレ、亜脱臼、転位などといいます。

関節の骨は一方が凸面で他方が凹面をしており、運動時には筋力で間隙がごく小さくなるなど、筋・組織はバランスをとっています。このため、むやみにズレることはないのですが、耐力を超える強い力が加わると、ズレや脱臼を起こすことになります。

また、悪い姿勢を続けていたり、アンバランスな力が加わった時、脱力状態で強い力が加わった時などにも、ズレが生じます。本来は、一度ズレても、筋・組織の力や整復運動などで正常位に戻るようにできています。

しかし、戻らない時には、その関節に関係のある筋や関節の軟部組織が硬くなります。この硬くなった状態が、こりの正体です。拘縮、緊張などとも言います。

ズレが生じると、こりとともに痛みや圧痛が起こり、関節の可動域が小さくなります。痛みが消えることはありますが、適正な方向に押すなどして整復しなければ、こりはとれません。
放置しておくと、直りにくくなり、こりが続いて、痛みや疾患の元になります。

また、もうひとつの関節の異常として、癒着があります。
これは関節部分の骨同士がくっついてしまうものです。
癒着した場合にも、その関節に関係する筋・組織はこります。

 


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