神経と筋肉は再生しない

人間は、考え、行動する動物です。ということは、高度に発達した、脳と神経系と筋肉系とを、それが備えているということに他なりません。

極言すれば、人間は、頭と手足とを働かせられればたりる、ということでもあります。それはすなわち、肺も、心臓も、胃腸も、頭と手足とを働かせるための、第二義的な器官にすぎない、ということです。

このように考えれば、脳死か心臓死かというような問題は、あっさり片がつきます。身体の障害や脳の障害が、胃腸の障害よりも深刻であることも自明となります。

脳を含む神経系を構成する単位は、神経細胞あるいは≪ニューロン≫です。また、筋肉系を構成する単位は、筋肉細胞です。ニューロンと筋肉細胞、この二種の細胞は、他の細胞と全く違う特性をもっています。他の細胞は再生するのに、この二種の細胞は、再生することがないのです。

皮膚の細胞が、表面にあるものから死んで、垢になってはげおちる事実を、私たちは知っています。そしてまた、垢をおとしても、皮膚の実質が減るわけでもないことを、私たちは知っています。定常状態において、皮膚を構成する細胞の数はほぼ一定しているのです。表皮細胞が死ねば、その下にある≪基底層≫または≪胚芽層≫の細胞が分裂して、あとがまをつくるのです。それを指して、皮膚の細胞は再生するというのです。

皮膚を擦りむいた時、私たちは、やがてそれが修復されて、跡形を残さないことを知っています。だから、少しも動じはしません。それは、皮膚が再生するという事実を私たちが知っていることからくる態度なのです。

いずれにせよ、神経細胞・筋肉細胞以外の細胞が原則として再生可能であること、この二種の細胞が再生不可能であることを、ここに確認しておきます。

 

 


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