老化学説として有力なのは「遊離基老化説」です。老化の犯人を遊離基とするわけですが、この危険物質は不飽和脂肪酸の自動酸化によってできます。ニコチン酸やビタミンB2を補酵素とする脱水素反応によっても発生すると言われますが、これは生命の必然ですからどうにもなりません。
対策をたてられるのは、不飽和脂肪酸の自動酸化です。
不飽和脂肪酸の自動酸化を防ぐのが老化の予防になるのなら、不飽和脂肪酸をとらないことが必要と思われます。
ところが、不飽和脂肪酸リノール酸は、細胞膜の構成要素ですから、これはやめられません。
不飽和脂肪酸のうち、意識して摂取しなければならないものは、ほかにリノレン酸とアラキドン酸とエイコサペンタエン酸があります。
この三つはプロスタグランジンの原料になります。アラキドン酸やエイコサペンタエン酸は魚油に多いです。結局、植物油はリノール酸とリノレン酸の含有量の高いものにするのが賢明なのです。
不飽和脂肪酸を完全にシャットアウトするのが無理とすれば、自動酸化を防ぐ方法を講じればよいわけです。
そして、そこに登場するのが、抗酸化物質としてのビタミンEということになります。そこから、ビタミンEで150歳まで生きられる、などという話が出てくるのです。
抗酸化物質としては、SH基もビタミンCもセレンも重要です。
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