30歳から脳細胞の数は減る

ウィーナーのチームが開発したコンピューターの見どころは、その見事な情報処理にあります。ここでは、入力情報として、飛行機の高度、速度、ジグザグのコース、それに、高射砲弾の速度、弾道などがあります。これらの情報を論理的に処理して、高射砲の照準を決定するわけです。

このいわゆる人工頭脳の機能を参考にして、肉体の鍛錬に対応する頭の鍛錬法を考えてみましょう。これをさして、≪頭のジョギング≫とここでいうのです。

まず、頭のジョギングでは、≪大脳新皮質≫が対象になります。これは、人類をサルから引きはなすために、特に高度に発達した脳の部分です。もちろん、この大脳皮質を構成する主要な要素は、ニューロンにほかなりません。その数は140億と推定されています。私たちの大脳皮質は、生まれ落ちた時点から、これだけの数のニューロンをもっているといわれます。その140億という数は、25歳ないし30歳ごろまで不変です。

私たちは、日常の経験から、使わない筋肉がやせてくることを知っています。大脳皮質のニューロンに、これに相当する現象はないのでしょうか。筋肉細胞は、使わないとしぼんできます。脳細胞は≪脱落≫します。すなわち、機能を失って、死んだも同然になります。この数は、30歳を過ぎれば、一日に15万個といわれます。あなたの脳細胞の数は、きのうより15万個ほど少ないのです。あしたは、きょうより15万個少なくなるでしょう。

これはひどい話だ、と誰しも思うでしょう。しかし、私たちの脳細胞は、三分の一から十分の一ほどしか使われていないといわれます。使われない細胞が脱落するのは、一面においては不愉快ですが、一面においてはありがたいことです。使わない部分があるとき、そこに、血液を送り栄養を送るのはバカげたことではないでしょうか。あくまで合理的にできている私たちのからだは、30歳頃になると、節約の方針をたてるのでしょう。使いもしないところに物質を供給するような不合理の精算にとりかかるのです。

 

 


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