この記事のポイント
- ✅ ピラティスは側弯症の症状緩和や進行予防に非常に有効です。
- ✅ 特に、負荷を精密に調整できる「マシンピラティス」が推奨されます。
- ✅ ただし、間違った動きは逆効果になることも。専門家の指導の下で行うことが絶対条件です。
「側弯症にピラティスが良いと聞いたけれど、本当に効果があるの?」「どんな運動をすればいいの?」とお悩みではありませんか。この記事では、整体とピラティスの両方に精通した専門家の視点から、その疑問に明確にお答えします。
なぜ、側弯症にピラティスが有効なのか
ピラティスが側弯症に有効とされる主な理由は、身体の深層部にある「インナーマッスル(体幹)」を鍛え、背骨を支える力を養うことにあります。これにより、以下の効果が期待できます。
- 体幹の安定化:背骨のカーブを支える筋力的なコルセットを作り、歪みの進行抑制を目指します。
- 姿勢認識の向上:身体の左右差や歪みに対する意識が高まり、日常生活での姿勢改善に繋がります。
- 柔軟性と可動性の改善:硬くなった筋肉や関節を優しく動かし、痛みやこりの緩和を目指します。
最善の選択は「マシンピラティス」である理由
ピラティスには、マット上で行うものと、専用のマシンを使うものがあります。側弯症の方には、私たちは一貫して**「マシンピラティス」**を推奨しています。
なぜマシンなのか?
マシンは、スプリング(バネ)の力を利用することで、身体への負荷を非常に精密に調整できるからです。
- サポート機能:重力の影響を軽減し、筋力が弱い方でも正しいフォームで安全にエクササイズができます。
- 負荷の均等化:身体の左右差に合わせて負荷を調整し、弱い部分を効果的に鍛えることが可能です。
- 正しい動きへの誘導:マシンのガイドが、無意識の代償動作(間違った動き)を防ぎ、正しい筋肉の使い方を体に覚え込ませます。
マットピラティスも素晴らしいものですが、自分の体重を支える必要があるため、側弯症の特性を考慮すると、マシンピラティスの方が安全かつ効果的な場合があります。
自己流は危険!専門家の指導が不可欠な理由
重要:側弯症の方が自己流でピラティスを行うことは、症状を悪化させるリスクがあり、お勧めできません。
側弯症の身体は、非常に複雑な三次元の捻じれを伴っています。個々のカーブの方向や角度を無視した画一的なエクササイズは、かえって歪みを助長する可能性があるからです。
Reformer逗子院の統合的アプローチ
当院では、まず専門整体で身体の歪みの根本原因(特に脚のアンバランス)を評価・調整します。その上で、身体が良い状態になったところでパーソナル・マシンピラティスを行い、正しい動きを定着させていきます。この「整体 × ピラティス」の組み合わせこそが、より安全で効果的な改善への道筋の一つです。
【改善事例】整体×ピラティスによる変化の一例
「整体で整え、ピラティスで定着させる」アプローチの変化の一例です。
※上記の例は、いずれも施術一回での変化です。効果には個人差があります。また、効果を持続させるには適切なセルフケアを継続して頂く必要があります。
あなたの身体に合わせた、最適な一歩をご提案します
側弯症の改善は、まずご自身の身体の状態を正確に知ることから始まります。
以下の選択肢から、あなたの目的に合ったページをご覧ください。
この記事は、逗子の整体&ピラティススタジオ【Reformer逗子院】が監修・執筆しました。
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