〜逗子・葉山・鎌倉の整体&ピラティス【Reformer逗子院】のコラム〜
手足が冷える、腰が冷える、という症状が異常に強ければ、これは冷え性と言わざるをえません。女性の場合、冷え性が更年期障害の一つの現れであることが多い。体内の熱が、血液の循環によって運ばれていることから考えれば、冷え症の原因に血行障害を想定するのが自然でしょう。したがって、冷え性をなおす方法は、血行改善を促進する方法と一致します。
血行改善の対策には、末梢血管を太くすること、血液の粘度を下げること、と二つの条件が満たされれば足ります。末梢血管拡張剤はいろいろありますが、何よりも無難なのはナイアシンです。これはビタミンBの仲間ですが、アミノ酸トリプトファンから、体内でつくられます。ただし、この代謝は、ビタミンB2、ビタミンB6を、補酵素として要求します。したがって、ナイアシンサプリメントの服用もよし、良質タンパクとビタミンB2・B6の摂取もよし、ということになります。
血液の粘度が、それのふくむ不飽和脂肪酸の自動酸化によって上昇するという事実があることからすれば、抗酸化作用をもつ物質は、血液の粘度を下げることになります。そこに、冷え性の治療にビタミンEが使われる理由があるのです。
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