これまでに逗子市・鎌倉市・葉山町・横須賀市からの、四十肩・五十肩のかたを整体で多くみてきました。その施術経験から、かなりひどい四十肩五十肩のかたでも当院の整体施術で改善すると言えます。病院の治療やリハビリで改善しない方でもご相談ください。
【五十肩とは】
まず、≪五十肩≫の教科書の記述を示します。
「五十歳代に多く、肩関節部の退行性変化を基盤として、肩関節部の疼痛と運動制限を伴う症候群をいう。
肩関節周囲炎とも呼ばれるが、腱板の変化、肩鎖関節症、上腕二頭筋腱腱鞘炎、肩峰下滑液包炎、烏口突起炎などが症状発現に関与すると考えられている。
原因→腱板・関節包・滑液包・上腕二頭筋長頭腱などの退行性変化が基盤にあって、その上に過労・過度の使用・小外傷の繰り返しなどによって炎症あるいは石灰沈着をきたし、さらに関節包まで炎症が及ぶ結果、疼痛・運動制限をきたすようになる。
上腕骨頭部の骨髄(内)圧の上昇によっても、夜間痛・自発痛が起こるとされている。」
ここに説明されていることは、関節を構成しているいろいろの部位を挙げ「それらが退行性変化が基盤にあって」と説明しています。
五十肩になってからいろいろ調べて診ると、退行性変化が見つかった、正常ではない、退行性変化が原因だと挙げたのではないでしょうか。
五十肩を調べる時、患者だけを調べると皆肩の回りはおかしくなっている。退行性変化を起こしているのである。
五十肩になっていないが、退行性変化を起こしている人を探し出して、これらの人が皆五十肩になったら、この説明は正しいと言えます。もっとも、・・・と考えられている、となっています。想像されている、一般に考えられている(一般説)という意味でしょう。
【五十肩・四十肩の原因は重度の癒着】
当院では、肩に癒着があって、これが剥がれた時に起こると考えています。したがって、「肩の癒着が基盤にあって」とし、「五十肩が長引くと・・・などに退行性変化が生じる。」とすればよいと思われます。
五十肩は癒着があれば誰にでも起こるわけではありません。癒着がかなりひどい人に起こります。
ボール投げ・滑り込み・棚の物を取る時・車の後部座席に手を伸ばした時など、普通の日常生活では動かさない範囲を超えて動かした時に激痛が起きます。これが五十肩の発症です。強い癒着→動作(癒着が剥がれ)→五十肩になったということです。
【五十肩・四十肩の症状】
数日を経過しても良くならないから、すじを痛めたものと考え、動かさないように保護する。痛みがとれて動かすとまた激痛が起きるので、また動かさないようにする。そのうち手が上がらなくなり、夜も痛くて眠れなくなる。そこで医者に行って、五十肩と判るのです。
この、肩の癒着→四十肩五十肩、の理屈を知っていれば、四十肩五十肩にならなくても済みますし、もしなっても早くなおるのです。
教科書にあるように、退行性変化が基盤にあるとしたら、それを見つけて四十肩五十肩を予防してくれる医師がいるかといいますと、限りなく少ないと言わざるを得ません。
【五十肩・四十肩を整体で治す方法】
激痛が起こった時、早く直す。肩に痛みが起こった時、痛くてもゆっくり腕を上げてみる。ゆっくりでも上がれば、肩を押さえて上げてみる。この時、肘が頭まで上がれば、原因は他(骨折など)にありますから医師によく診てもらう。
途中で止まれば、早く癒着を剥がせばよいです。前述のように発症の時、一部は剥がれたのですからあと少し剥がせばよいわけです。痛みは2〜4日続きますが、何もせずに安静にしていてもやはり痛みは続きます。一方は治るための痛みであり、他方は再癒着・癒着増加など五十肩を作るための痛みです。五十肩になって日時の経過している人も、元気を出して癒着をとることです。
再び教科書を引用すると、
「経過および予後・・・放置しても自然治癒する場合もあるが、中には疼痛は消失しても関節は拘縮をきたして、運動制限を残す場合もある。生命に関する予後は良好である。」
治療しなくても治ることがある。症状としての痛みが消えても腕が上がらなくなることもある。死にはしない、と言うのです。
放っておいても治るといっても二年も三年も痛いですし、そのあげく腕が上がらなくなったのではあまり賢明なやり方ではありません。それでもそのような人がかなり多いのは、今まで根本原因が判らず、根本治療が出来なかったからです。
原因が判ったらその原因を除けばよいわけです。除けば早くなおります。痛みの最盛期には(痛みが起きて3〜6ヶ月)、整体治療の時も痛みが強いから、かなりの忍耐がいります。自分がそれに耐えられるか、一度試してみるとよいです。耐えられない人は、痛みが薄らいでから早い時期に整体治療をします。痛みが止まって2〜3年も経過すると、癒着は剥がれなくなるので、一生腕が上がらなくなり障害者となりますからしっかり認識して頂きたいです。
【五十肩・四十肩の自力での治し方】
整体治療の力を借りずに自力で五十肩を治したい方は、下記の栄養条件を淡々と実行するとよいです。(ただし、肩に頑固な癒着がある方の場合はこれだけでは難しいです。)
⇒高タンパク低糖質食(プロテインもしくはEAAを併用)+カルシウム+マグネシウム+鉄+ビタミンC+ビタミンB群+ビタミンA+ビタミンD+ビタミンE+ビタミンK(改善までの期間は最低3ヶ月〜6ヶ月)
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