関節痛が起こる原因

関節のところでは、二本の長骨が骨端を向き合わせています。その骨端の骨細胞の中にもリゾゾームはあります。何かの原因で、そのリゾゾームの膜が破れたとしましょう。すると、リゾゾーム酵素が外に出てきます。リゾゾーム酵素は、様々な酸性分解酵素です。ということは、酸性の環境において、タンパク質、脂質、糖質をはじめとするもろもろの物質を、それが分解し溶解することができる、ということです。

もし、細胞の内部が酸性化しているとき、リゾゾーム膜が破れれば、その細胞はもちろん、周囲の組織も溶けてしまうでしょう。この溶液がつまり、関節に水としてたまることになります。

リゾゾーム酵素の作用で、細胞内もしくは、その周囲にあったタンパク質がちぎれて、短いアミノ酸の鎖をつくれば、それが、「痛み物質」キニンになる可能性があります。キニンは、アミノ酸8個ないし11個繋いだ短かい鎖状分子です。このキニンが、関節痛の原因でしょう。

関節痛は、「変形性関節症」にも、「リウマチ」にも、「慢性関節リウマチ」にもついてまわります。これを防ぐには、リゾゾーム膜の保護、キニンの補足などを考えればよいわけです。


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