椎間板ヘルニアとは？ なぜ起こるのか？

私たちの背骨（脊柱）は、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨といった多くの「椎骨」が積み重なってできています。そして、その椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしているのが「椎間板」です。

体を前にかがめたり、後ろに反らしたりする際、硬い椎骨は変形しませんが、椎間板が柔軟に変形することで、背骨全体がしなやかに動くことができます。

椎間板ヘルニアとは、この椎間板の一部が本来の位置からはみ出してしまった状態を指します。特にはみ出した椎間板（ヘルニア塊）が近くにある神経を圧迫すると、激しい痛みやしびれを引き起こします。これが日常生活を困難にする主な原因です。

腰椎椎間板ヘルニアが多い理由

人間は二足歩行のため、脊柱は常に重力の影響を縦方向に受けています。特に体の重心に近い腰椎の椎間板には大きな負荷がかかりやすく、これが腰椎椎間板ヘルニアが最も起こりやすい理由です。次に負担がかかりやすいのは頸椎（首）です。

腰椎椎間板ヘルニアの主な症状 – 腰痛だけじゃない？

腰椎椎間板ヘルニアの代表的な症状は以下の通りです。

• 腰痛: 慢性的な腰の痛みや、ぎっくり腰のような急性の激痛。
• 下肢痛・しびれ: お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、すね、足先（足の甲、足底、足の指）にかけての痛みやしびれ（坐骨神経痛とも呼ばれる症状）。
• 感覚の異常: 足の皮膚の感覚が鈍くなる、触っても感じにくい。
• 筋力低下: 足に力が入りにくくなる、つま先立ちができない、歩行困難。

症状が進行すると、排尿や排便がうまくいかなくなる「膀胱直腸障害」といった、より深刻な状態に至る可能性もあります。このような症状が見られる場合は、速やかな対応が必要です。

また、背骨の歪みは血行不良や内臓機能の低下を招き、肩こり、冷え性、睡眠障害、肥満といった、一見ヘルニアとは関係なさそうな不調の原因となることもあります。

椎間板ヘルニアになりやすい人・注意すべきこと

椎間板ヘルニアは、特定の要因によってリスクが高まります。逗子や葉山でデスクワークが多い方、横須賀や鎌倉で力仕事やスポーツをされている方など、心当たりはありませんか？

• 長時間同じ姿勢でいることが多い: デスクワーク、長距離運転など。
• 腰に負担のかかる仕事・動作: 重い物を持ち上げる作業、介護職、頻繁な中腰姿勢。
• 姿勢が悪い: 猫背、反り腰、足を組む癖、横座りなど、背骨のS字カーブが崩れる姿勢。
• スポーツによる負荷: 特定のスポーツでの繰り返しの動作や衝撃。
• 急な負荷: 重い物を急に持ち上げる、激しいくしゃみなど。
• 加齢による椎間板の変化: 年齢とともに椎間板の水分量が減少し、弾力性が失われやすくなります。

椎間板への負担は、日々の小さなストレスの積み重ねによって蓄積し、ある日突然、ヘルニアとして症状が現れることが多いのです。逗子、葉山、横須賀、鎌倉にお住まいの皆様も、日頃から正しい姿勢を意識し、腰への負担を軽減することが予防につながります。

逗子の整体 Reformer逗子院の椎間板ヘルニアへのアプローチ

椎間板ヘルニアやぎっくり腰などで激しい痛みがある場合は、まず安静にすることが重要です。痛みが少し落ち着いたら、根本的な原因へのアプローチを開始しましょう。

逗子の整体院 Reformer逗子院では、椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアに対して、以下のようなアプローチを行います。

1. 原因の特定: まず丁寧なカウンセリングと検査により、なぜ椎間板に負担がかかっているのか、体の歪みやバランスの崩れの原因を特定します。
2. 骨盤・脊椎のバランス調整: 日常生活の癖や不自然な姿勢によって崩れてしまった骨盤や脊椎（背骨）のバランスを、ソフトな手技を用いて丁寧に整えます。これにより、椎間板にかかる偏った圧力を軽減し、突出した椎間板が元の位置に戻りやすい環境を作ります。
3. 自然治癒力の向上: 体の歪みが整うことで、神経の働きや血行が改善され、人間が本来持っている自然治癒力が高まります。これにより、痛みやしびれの根本的な改善を促し、再発しにくい健康な体づくりを目指します。

当院の整体は、体の状態に合わせて適切な手技を選択しますので、初めての方でも安心して受けていただけます。

逗子・葉山・横須賀・鎌倉で椎間板ヘルニアにお悩みならご相談ください

椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアによるつらい腰痛や足のしびれは、放置せずに適切なケアを行うことが大切です。逗子のReformer逗子院では、一人ひとりの状態に合わせた整体施術で、症状の根本改善と再発予防をサポートします。

葉山、横須賀、鎌倉など、近隣地域からのご来院もお待ちしております。どこに行っても改善しなかった、手術は避けたいとお考えの方も、ぜひ一度ご相談ください。