頚椎ヘルニア・頚椎症とは？ 首の痛みや手のしびれの原因

首の骨である「頚椎」は、通常、緩やかな前弯カーブを描いています。このカーブが、重い頭（約4～5kg）を支え、衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎の間にあるクッション材「椎間板」の一部が、後方や斜め後ろに飛び出し（ヘルニア）、脊髄や神経根を圧迫する状態です。これにより、以下のような症状が現れることがあります。

• 首の痛み、寝違えたような痛み
• 肩から腕、手にかけての痛みや放散痛
• 手のしびれ、指先の感覚異常
• 腕や手の筋力低下（物を落としやすい、細かい作業がしにくい）
• 頭痛やめまい

頚椎症（変形性頚椎症）

頚椎症は、加齢などにより頚椎自体や椎間板が変形し、「骨棘（こつきょく）」と呼ばれる骨のとげが形成され、それが神経や脊髄を刺激・圧迫する状態です。頚椎ヘルニアと似た症状が出ることが多いですが、より慢性的な経過をたどることが特徴です。

• 慢性的な首の痛みや肩こり
• 首を動かした時の痛みや可動域制限
• 腕や手のしびれ、痛み（ヘルニアと同様）
• 進行すると歩行障害（足のもつれ、階段昇降の困難）や排泄障害が見られることもあります（頚椎症性脊髄症）。

逗子や葉山、横須賀、鎌倉にお住まいで、これらの症状に心当たりのある方は、早めの対処が重要です。

ストレートネックは頚椎ヘルニア・頚椎症の引き金に？

本来あるべき頚椎の前弯カーブが失われ、首の骨がまっすぐになってしまう状態を「ストレートネック」と呼びます。さらに進行すると、後ろに反る「頚椎後弯変形（後方ネック）」になることもあります。

ストレートネックになると、頭の重さを首周りの筋肉だけで支えることになり、首や肩への負担が大幅に増加します。これが慢性的な首こり・肩こりを引き起こす主な原因です。

• デスクワークやスマホ操作: 長時間うつむき姿勢を続けることで、首のカーブが失われやすくなります。逗子周辺でも、在宅ワークの増加で悩む方が増えています。
• 姿勢の悪さ: 猫背などの不良姿勢も、頚椎への負担を増大させます。

ストレートネックの状態が長く続くと、頚椎や椎間板に常に過剰なストレスがかかり続けます。これは、サスペンションが効かない車のようなもので、衝撃をうまく吸収できません。結果として、頚椎ヘルニアの発症リスクを高めたり、頚椎症の進行を早めたり、慢性的な寝違えの原因となることがあります。ストレートネックの方は、背骨全体のS字カーブも崩れていることがほとんどです。

逗子の整体 Reformer逗子院での頚椎ヘルニア・頚椎症へのアプローチ

逗子の整体院 Reformer逗子院では、頚椎ヘルニアや頚椎症、それに伴う首の痛みや手のしびれに対して、根本原因である体の歪みに着目した施術を行います。

1. 丁寧なカウンセリングと検査: まず、症状の詳細や生活習慣をお伺いし、姿勢分析や可動域チェックなどを行い、痛みの根本原因、特に頚椎や背骨全体の歪みの状態を把握します。
2. 頚椎・脊柱・骨盤のバランス調整: ストレートネックなどの原因となっている頚椎の配列異常や、背骨全体の歪み、骨盤の傾きなどを、効果的な手技で調整します。これにより、頚椎にかかる負担を軽減し、神経圧迫の緩和を目指します。
3. 筋肉の緊張緩和と血行促進: 首や肩周りの過剰に緊張した筋肉を緩め、血行を促進することで、痛みやこりの軽減を図ります。
4. 姿勢指導とセルフケアアドバイス: 再発予防のため、日常生活での正しい姿勢や、ご自宅でできる簡単なストレッチなどのセルフケア方法もお伝えします。葉山、横須賀、鎌倉からお越しの方にも、継続しやすいケアを提案します。

当院では、整体施術に加え、ご希望に応じてパーソナルピラティスも提供しており、体幹を安定させ、正しい姿勢を維持するためのインナーマッスル強化もサポートします。

逗子・葉山・横須賀・鎌倉で首の悩みはご相談ください

頚椎ヘルニア、頚椎症、頚椎椎間板ヘルニアによる首の痛み、肩こり、手のしびれは、我慢せずに専門家へ相談することが改善への第一歩です。逗子のReformer逗子院は、葉山、横須賀、鎌倉など、広い地域からお越しいただいております。

どこに行っても良くならなかった、手術は避けたいとお考えの方も、ぜひ一度当院の整体をお試しください。無料相談も受け付けております。