なぜ、骨は変形するのか?

◉変形性(膝)関節症の病期

  1. 機能障害期 ⇒ 2. 不安定期 ⇒ 3. 安定期

◉RSI(反復性緊張損傷)

私たちの身体は動くたびに「小さな傷: マイクロトラウマ」を負っています。

これらは適切な休養を取っていれば自然に治癒します。

しかし、内部環境(循環不全や低栄養など)や動作環境(過用や誤用)が悪いと治りきれずに残ってしまいます。

自然回復の速度を超えて累積した微小損傷は閾値を超えると大きな炎症を起こします。

◉「変形」が痛みの原因なのか?

「骨が変形してできた棘(骨棘)が神経に当たって痛むんだから、棘を削る手術をしないと治らないのではないか?」と、時折言われます。

骨棘が周囲の神経を刺激することで痛みが出ていると考えておられるようですが、骨を削る手術をしなくても整体施術によって多くの膝の痛みは消えていきます。

痛みの原因は「棘」ではなく「棘ができてしまうような条件」にあります。

その悪条件を解消すれば、多くの場合、痛みのない日常を取り戻すことができます。

姿勢保持にかかる負荷を適切に分散できなかったことで組織は疲弊し荒廃していきます。

その過程で、筋肉・骨面・靭帯といった組織が傷つき痛みを発するようになります。

つまり、変形した(膝)関節は周辺の組織に無理がかかり続けた「結果」であって「痛みの原因」ではありません。

整体施術の方向性は、痛みを発している組織へかかり続ける過剰な負荷を上手に分散できるようにすることです。


整体院&ピラティススタジオ【Reformer逗子院】
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