ガンとタバコ

魚を焼いた時などに発生するジメチルアミンと、ハム・ソーセージなどの発色剤亜硝酸ナトリウムとの結合した≪ジメチルニトロソアミン≫には発ガン性があります。
ビタミンCが十分にあれば、この結合は妨げられ、ジメチルニトロソアミンは発生しないのです。

発ガン物質としてよく知られるものに≪ベンツピレン≫があります。
ビタミンCには、これを水酸化して解毒する作用がある、との報告もあります。
ビタミンCは、発ガン物質アントラセンに対しても、同様な作用をあらわすといいます。
ベンツピレンは、自動車の排ガスやタバコの煙に含まれています。
この発ガン物質がビタミンCによって解毒されるとすれば、愛煙家はもとより、車の排ガス公害を気にする人にとっても、この情報は福音というべきでしょう。
もっともタバコによるベンツピレンの量は、きわめて微量で、ほとんど問題になりません。

一本のタバコは25mgのビタミンCを消費するといわれます。
ビタミンC欠乏に追い込んだうえでベンツピレンで攻撃するとすれば、タバコは全くたちが悪いです。

カナダの食品局で、2000名を越す人を対象に調査した結果、喫煙者の血中ビタミンC濃度が、非喫煙者に比べて低いことがはっきりしました。
その低下率は、1日20本以下の人で25%、20本以上の人で40%に及びます。13日間ビタミンC欠乏食を続けた結果も、これと変わりませんでした。
タバコは、ビタミンCを破壊するのです。
ただしこれは紙巻タバコの場合であって、パイプや葉巻では、これほどの低下はないといいます。

 

 


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