シワはなぜできるか

シワには、小じわ、たるみじわの二種があります。シワの実体は電子顕微鏡で明らかにされていますが、成因については決定的なものが知られていません。

皮膚の構造を見ると、コイルバネを並べて、その間のあちこちに橋をかけた形になっています。これを「架橋結合」といいます。
皮膚は、つまみ上げることができますが、指を離せば元に戻ります。コイルバネはタンパク質コラーゲンの分子です。

ところで、シワが寄った皮膚は、つまみ上げても、すぐに戻ろうとはしません。弾力が低下しているのです。
それは、架橋結合が増えすぎたためです。そしてそれは、なめし革の状態に他なりません。革をなめすのには、タンニンや重クロム酸などの薬を作用させますが、これは、架橋結合を増やすためなのです。
高齢者の皮膚が古靴の革のように折れ目がついてシワになるのは、なめし革になったせいです。

シワの原因には、紫外線説と細菌説とがあります。
紫外線は水を分解して遊離基をつくり、細菌はコラーゲンを繋ぐ粘質多糖体ヒアルロン酸をとかします。
二つの原因を絡めたほうが、シワの形成の説明には好都合かもしれません。

 

 


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