ステロイドはこわい

〜逗子・葉山・鎌倉の整体&ピラティス【Reformer逗子院】のコラム〜

ステロイドとはコレステロールの仲間を意味する言葉です。ステロイドホルモンというものがありますが、このなかには、コルチゾールのような副腎皮質ホルモンや性ホルモンが含まれます。
よく、いろいろな病気にステロイド剤を使いますが、これは、コルチゾールのような副腎皮質ホルモンをさすもので、性ホルモンを意味しません。

とにかくステロイドの効果は絶大なもので、それの投与でなおる病気は200種以上もあります。多くの難病に対して、これが奥の手になっているのが実情といってよいでしょう。
ステロイドに劇的な効果があるには違いないのですが、医師はこれの投与に慎重です。副作用がこわいからです。火葬場の係員は、骨壷に入れる骨の量の少ない仏を見れば、それがステロイドを使った病人であることを知っているそうです。ステロイドを投与すると、タンパク質がとけてブドウ糖になるので、骨も、筋肉も、肝臓も、ほとんど全ての組織は小さくなってしまうのです。

皮膚病にもステロイドはよく効きます。このとき、皮膚に傷があると、それがかなり吸収されることが知られています。これも私たちが気をつけなければならないことです。
骨が小さく弱くなると、背骨が変形したり折れたり、肋骨が折れたりします。そういう事故が起きたとき、ステロイドの副作用を疑ってみる必要があるでしょう。
ステロイドの副作用として一番よく知られているのは「ムーンフェイス」です。これは、顔が満月のように丸くなる状態です。皮膚はとけて薄くなり、紫色の縞になります。筋肉はとけて萎縮し、力が抜けます。血圧が高くなり、自律神経失調が起きます。
コルチゾールは副作用が激しいので、投与をやめたくなるケースが珍しくありません。ところが、これはやめ方が難しいので、勝手に中止すると、まずいことが起きるのです。

コルチゾールの副作用は、ビタミンAで軽くなりますが、一番大きな心得は、ストレスを避け、コルチゾールが自前の合成で足りるようにつとめることです。自前でつくる量が不十分だと、結局、それの外からの投与がいる病気になるのですから。

副腎皮質ホルモン(ステロイド)の作用は?


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