ストレスで病気になるのはなぜか

ストレスは筋肉を硬くし痛みを起こさせる

 

体に損傷を与え、大小の程度の差こそあれ、不当に細胞を壊死させる条件を、すべて「ストレス」と定義できます。そんな場合でも、適切な栄養素を摂っていれば、その栄養成分を使って、生体は速やかに損傷の修理を進めますが、その再建のペースが破壊の速度に追いつけない場合は病気になります。

ストレスと言えば、不安、過労、細菌やウイルスの侵入、不適切な食事、睡眠不足、過激な運動や労働などによる体への打撃と言えましょう。不幸にも、そんな場合に限って数多くの次のストレスが押し寄せてきます。例えば、食欲不振、悪心、嘔吐、吸収障害、発熱、疼痛、下痢、脱水症状、栄養素群の尿からの大量な損失、医薬の投与、X線の照射、そして場合によりますが、手術なども連鎖ストレスとなります。

壊れた家屋(からだ)を修理するためには、普段の健康維持の時とは違って、はるかに多い建材である栄養素が必要となります。病気になると、数多くの次の連鎖ストレスも加わってきて、すべての栄養素が多量に必要になってきます。例えば、動物にX線を照射したり、また、日常よく使われている医薬の一つを投与すると、そのストレスによってタンパク質、リノール酸、数種のミネラル、ビタミンA、C、そして、すべてのビタミンB群が失われるので、その要求量は増大します。それは、人体でも同じことが起こります。

ストレスの種類に関係なく、体はただちに損傷の修理を開始します。しかし、この場合は、すべての栄養素が十分に供給されなければ、その修理は進みません。しかも、その栄養要求量が増大する大切な時期に、食欲が低下するので、実に都合が悪い。健康者にとっては適切な食事でも、ストレスを受けている人には大きく不足するのです。

 

 


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