タンパク質は動物性と植物性とどちらがよいか

タンパク質の良否はプロテインスコアであらわされます。

動物性タンパクと植物性タンパクとを比較すると、プロテインスコアの高いものは動物性に限るといってよいです。

具体例をあげてみましょう。

卵が100、サンマが96、イワシが91、ブタ・マトンが90、アジ・カジキが89、鶏肉が87、イカが86、ロースハムが84、プロセスチーズが83、といったところが、動物性タンパクの場合です。

植物性タンパクとなると、そのプロテインスコアは、そばが74、米飯が73、大豆・うどんが56、豆腐が51、ジャガイモが48、食パン・味噌が44といったあんばいです。

わたしたちがタンパク質をとろうとするとき、植物性のものだと量を多くしなければ、動物性のものと太刀打ちはできないことになります。

大雑把に言えば、動物性タンパクは良質タンパクであり、植物性タンパクは非良質タンパクです。

タンパクの給源になる動物性食品と植物性食品とを比較すると、前者の方が、ビタミン、ミネラルの含有量が多い。

結局、動物性タンパクの優位は揺るがないのです。