ビタミンB1の不足でどうなるか

ビタミンB1が少しでも不足すれば、「エンセファロパチア」(潜在性脚気)がおきます。

この症状は、居眠り、いらいら、物忘れ、人の足をひっぱるなど、われわれ日本人にしばしば見られる現象と一致します。

現実に、エンセファロパチアは、スポーツ好きの高校生に、特に夏に見られ、問題になったりします。

カップラーメン、清涼飲料水など、ビタミンB1を含まない飲食物で食事を済ますことと、ビタミンB1を追い出す汗の影響とによるもの、と考えられます。

もちろん、日本人にビタミンB1の不足はないとする一部の学者の主張もわざわいしているでしょう。
慢性アルコール中毒患者に見られる「ウェルニッケ脳症」は、強度のビタミンB1欠乏と考えられます。

これの症状は、意識障害、運動失調、眼球振盪、呼吸障害、視力障害、末梢神経障害など、たちの悪いものです。

場合によっては、筋無力症、作話症、言語障害、頻脈、起立性低血圧などが併発します。
この多種多様な障害は、神経細胞の変性からきます。

ビタミンB1は、抗神経炎作用をもつといわれますが、その役割は極めて重要です。

ビタミンB1は、このほか、エネルギー代謝など、多くの面で補酵素となっています。

 


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