ヨードはどんな働きをするか

甲状腺ホルモン「チロキシン」は65%ものヨードを含んでいます。ヨードがなかったら、甲状腺はそのホルモンをつくることができないのです。

甲状腺腫が知られたのは、4000年前にさかのぼります。いずれにしても、喉が腫れて首が太くなった人は、珍しくありませんでした。この患者は、特にヨーロッパの山岳地帯に多発しました。ヨードは海水に含まれている元素ですから、海藻や海産魚介類を食べない人たちは、容易にヨード不足になり、甲状腺腫となります。

「バセドウ病」というのがありますが、これは甲状腺機能亢進症です。甲状腺の機能が亢進すると、首が太くなります。眼球が飛び出してくることがありますが、こないこともあります。ヨードには、甲状腺機能を抑制する作用があるので、ヨードを服用すると、亢進はなくなります。ヨードの他にも、亢進を抑制する薬はありますが、根本的な治療は、これではできません。

大豆、豆腐、ピーナッツ、キャベツ、タマネギ、米などには、ヨードの働きを阻害する物質が含まれています。そこで、ヨードを積極的に摂ってこれに対抗する必要があります。
欧米では食塩にヨードが添加されています。

 


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