ビタミンEの働きは?

ビタミンEは、妊娠のため、老化防止のため、スポーツの記録向上のためなどに使われています。
だがしかし、市販のビタミンEのすべてにこの効果を期待するのは無理です。

まず、ビタミンEには「抗酸化作用」があります。

何の酸化を防ぐかといえば、それは「不飽和脂肪酸」の自動酸化です。

不飽和脂肪酸の自動酸化は、血液の粘度を高めたり、シミをつくったりする「過酸化脂質」をつくったり、突然変異を引き起こしたり、細胞分裂に不利な条件をつくったりする。

それに、ビタミンEは、副腎皮質ホルモン、性ホルモンなどの合成に不可欠な物質です。

そこで、ビタミンEをとることは、血行の改善、シミの防止、動脈の粥状硬化の防止、ガンの予防、ハゲの予防、ストレスに強くなるなど、広範な効果の期待につながります。

血中ビタミンE濃度が低下する時期が二つあります。思春期と更年期とです。この二つの時期の異常を切り抜けるためには、ビタミンEの摂取の心得が重要です。