脊柱側弯症・ギックリ腰・椎間板ヘルニアとビタミンA

軟骨細胞は分化しませんが、骨細胞、骨の細胞は分化します。骨の細胞は分化しているから、ビタミンAが足りないと骨の細胞の分化が悪くなります。

脊柱側弯症とは、脊椎が曲がっているわけですが、これはビタミンAの欠乏のためといわれています。
つまり、骨の分化が途中で止まってしまっている。分化しなければ、形がちゃんとするわけがないですから。

しかも、骨の中にはコンドロイチン硫酸がいっぱいあるわけです。骨に粘り気を与えているのはコンドロイチン硫酸です。これをつくるのにビタミンAが必要で、それから骨の分化にもビタミンAが必要です。ですから骨において、ビタミンAは二重の役割をもっているわけです。

軟骨も同様です。軟骨は分化しないかわりに、コンドロイチン硫酸がいっぱいあります。それであんなふうに軟らかいのです。

ギックリ腰というのがよくあります。ギックリ腰とか腰椎すべり症とかいうものは、軟骨に問題があるわけです。

背骨には軟骨があります。椎骨と椎骨の間にある椎間板というのは軟骨ですから、椎間板にはコンドロイチン硫酸がいっぱい入っています。そうすると、コンドロイチン硫酸が足りなかったら、これは潰れてしまっても当たり前でしょう。実際に椎間板ヘルニアなんていうものは、椎間板が潰れて格好が悪くなってるのです。横の方へ出っ張ったりしていますから。


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