夢はどんなときに見るものか

夢には「夢想型の夢」と「思考型の夢」との二種があります。前者は「逆説睡眠」時に、後者は「徐波睡眠」時に見る夢です。逆説睡眠は「レム睡眠」ともいいます。

レムはREM(ラピッド・アイ・ムーブメント)、すなわち急速眼球運動の略語です。レム睡眠の特徴は、目玉が左右にせわしなく動く点にあります。レム睡眠のとき、夢を見る確率は90%ほどだといいます。一夜の睡眠を4〜6セットとすれば、わたしたちは、4〜6回も夢を見ているわけですが、10分も経てば、それを忘れてしまいます。したがってわたしたちは、この夢をすっかり忘れて、昨夜は夢を見なかった、などとすましこんでいます。目玉の動きを見たときすぐにたたき起こせば、その人は、夢を見たことを告白し、その夢想的な内容を語ることができます。

思考型の夢とは、何かを考える夢で、寝入りばなの徐波睡眠、すなわちとろとろ眠りのときに見ます。ただしこの夢は、めったに見るものではありません。思考型の夢は、夢想型の夢のように安売りはしないということです。この型の夢の存在を否定する学者もいます。

逆説睡眠のとき、顔に水をたらすと、水が何かの形で、夢の構成要素に取り入れられる傾向があります。刺激が夢の内容に関わってくるのです。

 

 


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