性ホルモンはどうやってつくられるか

性ホルモンは、6種の男性ホルモンと10種の女性ホルモンの総称です。これをつくる器官は、副腎皮質、精巣、卵巣の三者です。原料はすべてコレステロールです。

大まかな製造過程を見ると、コレステロールはまずプログネノロンになります。これは女性ホルモンへのコースと、黄体ホルモンを経て、催炎ホルモン、消炎ホルモン、男性ホルモンなどへのコースと、二手に分かれます。この男性ホルモンの一部は、女性ホルモンに変化します。催炎ホルモンとは炎症を起こすホルモンであって、代表はアルドステロンです。消炎ホルモンは炎症を抑えるホルモンであって、代表はコルチゾンです。炎症に関わるホルモンは、もっぱら副腎皮質でつくられます。これらのステロイドホルモンの合成代謝は、複雑に入り組んでいます。

ところで、プログネノロンから黄体ホルモンへの経路には、補酵素としてビタミンEが登場します。また、黄体ホルモンから消炎ホルモンへの経路には、補酵素としてビタミンCが登場します。

黄体ホルモンが両性ホルモンの前駆物質であることを考えれば、ビタミンEが性ホルモンの合成の鍵だということが理解されるでしょう。

 


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