痩せる方法(ダイエットの原則)とは

太った人の特徴は、皮下脂肪の多いことです。
皮下脂肪の本来の役割は、エネルギー源の貯蔵と、体温の喪失を防ぐための断熱材の提供との二つでしょう。
この目的のために必要な脂肪の量はさほど多くはありません。
結局、太った人は、過剰の皮下脂肪を蓄えていることになります。

痩せるための最も効果的な方法は断食です。
断食ともなれば、一切のエネルギー源の補給がストップするから、皮下脂肪がフルに動員されることになります。
それで痩せなかったら、理屈に合わないでしょう。

ところが、断食をすると低タンパク血症に見舞われます。貧血やむくみが起きるのです。
これを我慢して、体をすっかり壊した人がいます。

そこで、糖質や脂肪をできるだけ切り詰めて、高タンパク食をするのがよいです。良質タンパクを、体重の1000分の1以上摂るのです。肉でも魚でも大豆でも、タンパク食品と呼ばれるものには、よく脂肪が入っていますが、それは気にしないでよいです。
それに、天然塩とビタミンEとビタミンCとを加えれば、二週間ほどで好結果が見られるでしょう。
ミネラルは低カロリー食のために失われ、ビタミンE・Cは空腹というストレスのために消費が増大するからです。

上記の方法でも結果が得られない場合、代謝がかなり低下しています。その時に専門家の門を叩くとよいかもしれません。