認知症の頭はどうなっているか

〜逗子・葉山・鎌倉の整体&ピラティス【Reformer逗子院】のコラム〜

認知症の人は、食事がすんだにもかかわらず、それを忘れて、嫁は何も食わせない、などと文句をいいます。これはつまり、新しい情報を受け入れる態勢が、脳細胞に存在しない、ということです。

そういう人でも、昔のことは覚えています。脳細胞に情報をきざみこむことを「記銘」といいますが、記銘とはもともと、音源に録音するようなことです。ですから、録音した音源があれば、再生されてよいわけです。

ところが、録音していない音源があっても、録音できないことがあります。認知症の人の場合がそれです。音源が、リポフスチンという名の砂粒にうずもれている場合がそうです。
うずもれたどころか、脳細胞のあったところにリポフスチンのかたまりが居座って、ご本尊が姿を消していることがあります。
これは、月のかさのような形になっていて、「老人斑」とよばれます。
早発性認知症の人の脳を見ると、老人斑がいっぱいです。
新しい情報を受け付けない頭では、いつも古い音源が使われます。何かの問題に対して、解答は定型的です。流動的ではありません。頑固ということばが当てはまります。年をとると次第に頑固になり、ついに認知症となります。

認知症の人の血液を調べてみると、ビタミンB12の濃度低下がみられます。


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