抗動脈硬化ビタミン

動脈壁には、ビタミンB2、ビタミンB6が、他の組織に比較して格段に高い濃度で含まれており、その濃度は、硬化した動脈においては低下しています。さらにまた、この濃度は加齢とともに低下します。この事実は、成人病としての動脈硬化症を説明するものです。

経口避妊薬を常用すると、ビタミンB6の消費が高まります。これが冠動脈の障害につながってくるのです。

ビタミンCの欠乏があると、毛細血管から大動脈までの血管内皮細胞に損傷が起き、動脈硬化を招きます。このような状態は、亜鉛の欠乏からも起こります。

動脈硬化症患者の血中亜鉛濃度は低下しています。このとき、大動脈壁の亜鉛は代謝回転が異常に早いです。そこに損害があると、これはさらに早くなります。これは、動脈壁における亜鉛の役割を示すものといえます。

ビタミンCが欠乏すると、高脂血症が起こります。これも、動脈硬化につながる性質をもっています。

 

◉ 抗動脈硬化ビタミンのリスト
→ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC

◉ 抗動脈硬化ミネラルのリスト
→亜鉛

 

 


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