抗肝炎ビタミン

肝炎はウイルス性のものが多く、それが、A型、B型にわけられます。輸血による肝炎はB型が普通です。ウイルス性肝炎ならば、抗ウイルスビタミン・ミネラルが有効なはずです。医師は、アミノ酸およびビタミンB2の輸液を点滴によって与えますが、このことを考慮にいれれば、高タンパク食がよいことになります。腎炎の場合にもそうですが、高タンパク食の条件は、プロテインスコアの高いタンパク質を選ぶことです。

なお、肝炎をふくむ肝臓病患者のビタミンA含有量を調べてみると、血液中のそれはあまり変化しないのに、肝臓における値は異常に低くなっています。これがひどくなると、細胞内小器官に変性が起こります。ビタミンAを抗肝炎ビタミンのリストに加えた根拠はここにあります。

◉ 抗肝炎ビタミンのリスト
⇒ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、プロビタミンA、コエンザイムQ

◉ 抗肝炎ミネラルのリスト
⇒セレン、銅、マンガン、鉄、亜鉛

このリストは肝硬変に対しても通用すると考えてよいです。脂肪肝の場合には、コリン、イノシトールが主となります。


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