腎臓の炎症すなわち腎炎には、急性のものと慢性のものがあります。いずれもが、溶連菌の感染による扁桃炎からくるケースが多いです。食塩が腎臓に負担を与えることを考慮し、減塩食をとることが、対策の第一となります。

腎臓に障害のあるときは「タンパク尿」があらわれますが、これの対策は高タンパク食です。これに、抗炎症ビタミン・ミネラルを加えることになります。

◉ 抗腎炎ビタミンのリスト
⇒ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB2、プロビタミンA、コエンザイムQ

◉ 抗腎炎ミネラルのリスト
⇒セレン、銅、マンガン、鉄、亜鉛

腎機能の著しい低下にさいしては「人工透析」がおこなわれます。このときは無尿になることが珍しくありません。これが、抗腎炎ビタミン・ミネラルの投与によって、尿の排出をみる場合があります。

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