細胞膜の構造

細胞膜は大まかに見ればサンドイッチに似ています。それも、ハムのところは二枚重ねになっています。つまり、パンの層があって、ハムの層があって、またハムの層があって、その外側にパンの層がある、といった構造です。

詳しくみれば、パンはちぎれているので、ハムは至るところで顔を出しています。また、ハムが二枚とも破れて、表と裏のパンがつながっているところもあります。

パンはタンパク質、ハムはリボイド(類脂質)です。パンのタンパク質というのは、すべてが酵素といってよいです。リボイドは、コレステロール、リン脂質、糖脂質の三者です。リン脂質、糖脂質はリノール酸などの不飽和脂肪酸をもっています。そこで、リノール酸を構造脂質と呼ぶのです。リン脂質のうち一番多いのはレシチンです。また、不飽和脂肪酸のうち一番多いのはリノール酸です。このような細胞膜を通して、色々な物質が出入りしますが、それはすべて条件付きで選択性をもっています。この透過性を正常に保つことは、健康の第一条件です。

甲状腺刺激ホルモンの標的細胞は甲状腺の細胞ですが、その標的性は表面のタンパク質の特性からでてきます。リボイド層には、各種脂溶性ビタミンがとけこんでいます。

 

 


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