圧痛や痛みが起きる

① 圧痛や痛みが起きる。

圧痛というのは正常な筋肉では痛みを感じないか・少し感じる程度の圧力で押すと、強い痛みを感じることです。「こり」を自覚するところは圧痛があります。こりの自覚がないところでも凝っていると圧痛があります。
痛みとは、ここでは自発痛(自分で自覚する痛み)のことです。痛みは圧痛より症状が重いもので、神経痛もその中に入ります。圧痛や痛みは発痛物質の蓄積によって起こると考えられています。

発痛物質には、ブラジキニン・カリジン・プロスタグランジン・セロトニン・ヒスタミン・アセチルコリンなどの代表的なものがあります。プロスタグランジンはブラジキニンと共存して、初めて発痛作用を起こすと考えられています。

発痛物質は細胞が活動するとき発生します。それが多く溜まると圧痛・痛みが起きます。多く溜まる原因は「こり」によって血流が不充分となり、これら発痛物質が取り去られない(排泄しない)からです。圧診で圧痛があるところは、血の流れが良くないところであり、「こり」があります。腰痛者を見るとき、この圧診法で見ると間違いがありません。硬いところ=圧痛筋種から、どの関節に変位が生じたかが、的確に判断できるからです。そのほか、どんな病気でも「こり」を見つけることによってどこに病気が起こっているか判ります。その「こり」を取ることによって病気を治したり、または改善したり進行を止めることができます。

神経痛・しびれもその多くは「こり」によって血流が不足するから起こります。神経細胞は他の細胞に比べて非常に多くの血液を必要とすることを考えると、当然の結果であり、事実「こり」を取ると早く治ります。(神経には血管があり神経細胞に栄養を与えています。)


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