ぎっくり腰治療には病院(整形外科)よりも整体

これまで逗子市・葉山町・鎌倉市などからお見えになった、ぎっくり腰のかたを整体で数多くみてきました。その施術経験から、ぎっくり腰は当院の整体施術で早く改善するといえます。

【ぎっくり腰に対する病院・整形外科の対処】

急性腰痛(ぎっくり腰)は、海外では、魔女の一撃と言われるほど激痛が起こるものですが、中にはそれほど激しくないものもあります。治るのに長期間を要するのは(多くは慢性となります)、原因がわからないまま、牽引しても腰をねじっても治るどころか余計悪くなることが多いから、安静にして寝ているのが一番よいという考えで、原因を見つけて対処しないからです。

急性腰痛(ぎっくり腰)は重度でなければ一回の整体治療でなおります。早い時期では関節、組織が正常に戻ろうとする牽引を働かせているから容易で、またこの牽引力が一つの痛みでしょう。早いほど痛む時間も短いですし、普通の生活に早く戻れるのです。

入院して脚が立たなくなった(坐骨神経痛)という人や、病院(整形外科)から「もう三ヶ月になるので腰の手術をするか、退院してください」と言われた人が、近親者や知り合いの中にいるはずです。
中には手術をしても治らず悪くなったという人もいます。

【ぎっくり腰の原因とその整体治療】

医学界が無視(見落とし)している原因があります。筋・軟部組織・脊柱管狭窄(椎間狭窄)・神経の損傷と考えているものは、実はこり(硬縮)であり、またその原因は、仙腸関節・股関節の変位です。現実的にはこの方が圧倒的に多いのです。

腰椎の異常はほんの一握りのものであり、率にして2~3%で5%を超えるものではないでしょう。レントゲン検査で現れるものは、その数倍~十数倍にのぼるかもしれませんが、以前に異常が生じ、検査時には痛みがなくなっているものも写し出すので、それにまどわされることになります。

腰椎の異常(変位)は2~3年経過すると、組織の増殖などでその動きを制限して痛みを起こさなくなってくるのです。これは年数を経たものは、触診で痛みがないことで確かです。
一方、仙腸関節・股関節は変位が残っていると、年月が経過して痛みは軽くなっても、痛みがなくなることはありません。すなわち慢性腰痛になっています。

これらの関節の特徴的なことを挙げると、仙腸関節は、急性→慢性となり、慢性がまた急性のもの(ぎっくり腰)を引き起こすことがあります。「いつも腰に痛みがあるが、年に何回か(時々)ぎっくり腰になる」というのはこれです。仙腸関節の変位が起きてもそこに痛みは起こらないから、腰痛の原因が仙腸関節の変位であるとは思わないのです。中には仙腸関節部に異常を訴える人もありますが、医師は無視しています。そこで腰痛が続き、それが時々より大きく変位するから「ぎっくり腰が時々起こる。」ことになります。また年数を経過しても、高齢になっても、この関節は癒着が起こりません。これは治る可能性があるということです。

股関節は、変位が長く続くと、癒着・易骨折(大腿骨頸部)・変形性股関節症・骨粗鬆症なども起こり、局部の痛みも起こります。腹筋の硬縮から前屈姿勢も起こります。杖、車椅子が要るのはこれらの人たちです。

腰痛という時、腰椎の異常でない限り、初期に局部に痛みが起こることはほとんどありません。痛みが出るのは概ね腰部であり、時に臀部のこともあります。そこで原因を筋・組織・神経の損傷と見誤ることになります。

これはあたかもムチウチが(レントゲンで変位が判らないから)頸椎捻挫と診断され(真因の場合もあるとは思います)、首を動かさないように固定され、後でいくら牽引を続けても治らないのに似ています。

腰部に痛み症状が出るのは、関節の変位が腰部の筋組織の硬縮(こり)を起こすからで、硬縮はそこの(腰部の)筋・組織・神経に痛みを起こすのです。

硬縮=痛みの図式は、硬縮が血管を圧迫し、血行を阻害するからです。特定の部位の硬縮は、特定の関節の変位ですから、その関節を直せばよいのです。


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