アルツハイマー病について

パーキンソン病は、神経伝達物質、すなわち神経ホルモンのドーパミン欠乏症でした。神経ホルモンは種類が多いのですから、その欠乏症にもいろいろとあるはずです。ここに紹介するアルツハイマー病は、アセチルコリンの欠乏による病気とされています。

あなたは、目をつぶったまま、レモンとオレンジ、タマネギとニンニクといったものを、鼻で嗅ぎ分けられるでしょうか。それが怪しくなると、アルツハイマー病の疑いがでてきます。

アルツハイマー病の症状として顕著なものは、新しいことが学習できない、ことばをみつけて口に出すことが困難、ボタンかけがスムーズに行かないなどです。これがひどくなると、協調性が失われ、優柔不断の傾向があらわれます。

病状がさらに悪化すると、認知力の喪失が起こる。そのために、患者は、知人の顔を忘れ、名前も思い出せなくなる。よく知った場所や事物、事柄などがわからなくなってしまう。自分が誰かもわからなくなり、年も忘れてしまう。無用の買い物をする。感情がコントロールできず、いつもいらいらして、すぐにかんしゃくを起こす。睡眠パターンが異常になり、夜中に歩き回ったりする。要するにこれは、ひどい認知症です。

アルツハイマー病患者の脳を調べてみると、アルミニウムが高濃度に含まれている場合が多いです。その事実から、アルツハイマー病の症状が、アセチルコリンの不足ばかりでなく、神経細管のくびれからもきていることが想像できます。

高齢者の脳には、アルミニウムが含まれている傾向があります。アルツハイマー病患者の脳を見ると、樹状突起の脱落、ニューロンの消失なども発見されます。認知症の三分の一はこの患者であるといいます。アルツハイマー病予防のポイントの一つは、肝臓・腎臓の機能保持ですが、もう一つのポイントは、アセチルコリンの材料としてのコリン、あるいはレシチンの摂取です。

アルツハイマー病の原因については、アルコールや薬剤の副作用がいわれてきましたが、ウイルス説もあります。酒や薬が原因とあれば、これを排除するのは難事ではありません。ウイルスとすれば、高タンパク食とビタミンCのほかに、活性酸素除去物質があげられてよいことになります。

アルツハイマー病を改善する方法としては、

高タンパク•低糖質食(ホエイプロテイン併用)+ビタミンB群+ビタミンB1+ナイアシンアミド+ビタミンC+ビタミンD+ビタミンE+亜鉛+マグネシウム+セレン+レシチン+鉄(不足の人のみ)

摂取量は個体差によって大きく変わります。

改善までにお時間はかかると思います。

 


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