ベーチェット病を自分でなおす

ベーチェット病発症は、①口腔の粘膜に痛みを伴う潰瘍、②手足の皮膚に赤いしこりや痛みのある発疹、③目のブドウ膜炎、④外陰部の粘膜に痛みのある潰瘍、という順序に現れるのが普通です。
①の口内炎は再発を繰り返すのが特徴です。関節炎、副睾丸炎、神経炎など、症状が全身に拡散して、慢性化します。動脈が侵されると回復しにくく厄介です。ブドウ膜炎が起こると、6年ほどで、半数が失明します。

原因はウイルスだとか、有機塩素剤、有機リン剤、消毒用銅剤などの農薬の複合汚染だとかいわれて決着がついていません。ただ、複合汚染説は、ミニブタを使っての実験で、間接的に確かめられています。

ウイルス説をとるならば、インターフェロンを合成すればよいわけで、高タンパク食とビタミンCの大量投与ということになります。複合汚染説をとるならば、脂溶性汚染物質を水溶性にするために、ビタミンE、ビタミンCの大量投与と、銅を排出するために、セレンを使ってみたらと思います。

結局、総合的に考えて、高タンパク食、ビタミンE・C・A・B群、セレンというメニューではどうかと思います。

患部にビタミンE(d-αトコフェロール)を塗るのもよいと思います。ただしこのとき、ビタミンE(d-αトコフェロール)の品質が決定的な鍵を握ります。