側頭部の痛み③ 後頭部の筋肉 (後頭下筋)

パソコン作業をしているとき、顔はほとんど動いていないように見えますが、実際は頭をある位置に固定して、目の動きに合わせて、微妙に動いている筋肉があります。「後頭部の筋肉」(後頭下筋)です。

「軽くうなづく程度の動きなのですが、パソコン作業を長時間続けていると、この後頭部の筋肉に負担がかかり、筋肉が短縮して硬くなってきます。そしてコリが形成され、側頭部に頭痛を出すのです。

また後頭下筋にできるコリは、目の疲れ(眼精疲労)や痛みのような症状を出すこともあり、目を休めてもなかなか改善しないことがあります。そんなときは、後頭下筋にコリがないか探してみましょう。

後頭下筋のコリは、指(親指を除く4本の指)を使って押すことができます。片手だけでは力が弱いので、もう一方の手を添えて補助し、関連痛の出るところを強く押すようにします。ボールを使えばさらに強く押すことができます。

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