椎間板ヘルニアへの整体

〜逗子・葉山・鎌倉の整体【Reformer逗子院】のコラム〜 

 

脊柱(背骨)は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨など

たくさんの椎骨が連結してできています。

その椎骨同士をつなげているのが椎間板です。

体をかがめたり、後ろへ反らせたりする時、椎骨は硬いので変形しませんが

その代わりに椎間板が変形することで脊柱が屈曲・伸展します。

そして、この椎間板がはみ出している状態のことを

椎間板ヘルニアと言います。

はみ出した椎間板が神経を圧迫すると、極めて強い痛みが起こり、時には、日常生活が困難になることもあります。

この椎間板が神経に向かって膨らみ、その膨れた椎間板が神経に当たることで痛みが出てくるのです。

そして、脚がしびれて動かなくなったり、歩行が困難になったりします。

動物の多くは四足ですから脊椎は重力に垂直になっていますが、

これに対して人間は二足歩行であり、脊椎は重力と平行方向になります。

このため、二本足で立っている人間の椎間板には大きな負荷がかかります。

そのために椎間板ヘルニアが起き易いのですが、

椎間板ヘルニアは、腰椎に一番起こりやすく、次に頸椎に起こりやすいです。

例えば、日常生活で腰に負担がかかる仕事に従事している方や、

仕事で長時間座っている方などが椎間板ヘルニアになりやすく、

日頃から姿勢が悪い方も椎間板ヘルニアには注意しなければなりません。

背骨に大きな負担をかけること、足を組むことや、横座りなど

体に歪みを作るような姿勢も要注意です。

腰椎椎間板ヘルニアの主な症状は

腰痛、下肢痛、下肢のしびれです。

これが進行すると、下肢の筋力低下、膀胱直腸障害

といった怖い症状が起きる可能性があります。

一般に腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛だけでなく

痛みやしびれが、太もも、ふくらはぎ、すね、足の甲や足底、

さらには足の指などの下肢にも現れます。

また、椎間板の歪みは血行不良や内臓機能の低下につながりますし、

肩凝りや冷え性、睡眠障害や肥満など、様々な症状で現れます。

また、重症の腰椎椎間板ヘルニアでは、

下肢の皮膚の感覚が鈍くなったり、足に力が入りにくくなったりします。

この状態が長い間続くと、

ヘルニアの後遺症として、皮膚の感覚異常と下肢の筋力低下が痛みの消えた後も残存することがあります。

椎間板ヘルニアの原因として、

背骨は、横から見たときにS字のように緩やかなカーブを描いていますが

姿勢が悪いと、カーブが崩れ、決まった箇所にいつも負担がかかってしまいます。

椎間板に傷をつけやすいのは、

繰り返しの動作や腰への慢性的なストレスです。

持ち上げ動作などの単純作業の繰り返しやスポーツなどがその例です。

また、急に強い力が腰へ加わっても椎間板は傷つきます。

重いものを急に持ち上げることや、くしゃみもヘルニアを引き起こします。

いずれにしても、長い年月をかけて蓄積した椎間板の傷みによってヘルニアが起きるのです。

椎間板ヘルニアやぎっくり腰で激しい痛みがある時は

まずは、なるべく動かさないようにして体を安静に保つ事です。

この椎間板ヘルニアに対して、当院の整体施術では

不自然な姿勢のために崩れてしまった脊椎骨盤のバランスを正しく整えます。

それにより、椎間板の突出や脱出を戻していきます。

脊椎、腰部、骨盤などの歪みを整えて本来の在るべき位置に取り戻すことで、

人間が本来備えている自然治癒力を発動させ、体を健康体に導きます。

 

 


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