毛髪の問題

どの栄養素が欠乏しても、毛髪の脱落を招きます。それを防ぐには食事を適切にすることが必要です。

動物では必須アミノ酸のどれかが欠乏すると、毛が薄くなります。ラットはマグネシウム不足で著しく毛を失い、ビタミンB群のビオチンとイノシトールが少ない飼料で無毛になります。人間の場合でも、ビタミンB群の大量投与で毛髪の成長が促進された例があります。特にビタミンB6欠乏の人は脱毛しやすい。葉酸の不足ではしばしば完全にはげますが、このビタミンを投与すれば毛髪の成長は正常になります(はげてから年数が経っている場合は難しいかもしれません)。早期にはげになる男性は、これら栄養素の要求量が特別に高い可能性があります。(もちろん、整髪料や洗髪料、髪染めの問題も大きいです。)

白髪は動物実験では、銅、葉酸、パントテン酸、PABAの欠乏で起こされており、ある場合には、毎日PABAを投与するだけで自然な色への回復が見られました。これは人体でも応用してよい栄養強化であり、有効と考えられます。

栄養不足というものは、皮膚や爪に最もはっきり異常が現れやすいのです。ですが幸いにも、足りない栄養素を分析し十分にとっていれば、その効果も同様に明らかです。

また、整体施術で効果を出すならば、毛根への血行を悪くしている要因を除けばよいのですから、首(頸椎)・頭蓋骨を整える、ということになります。

 

 


整体院&ピラティススタジオ【Reformer逗子院】
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