目や顎の痛み② あごの筋肉 (咬筋)
食べ物を噛む咀嚼筋には、もう1つ「あごの筋肉」(咬筋)があります。
あごの関節(顎関節)を動かす筋肉で、耳たぶの前に指をあてて、噛むと動く筋肉なので、わかりやすいと思います。
側頭筋と同じように、歯の治療中などで、片側でばかり噛んでいる人に、コリができることが多いようです。
咬筋のコリは、目のまわりや歯の周辺に関連痛が出ます。側頭筋と同様、目や歯そのものが痛いと感じる人もいます。
コリの関連痛であれば、こめかみの筋肉と同様、噛んだときに痛みが出るかなので、噛みながら確かめましょう。
あごの痛みは、歯科・口腔外科を受診すると、「顎関節症」と診断されることもありますが、実際は咬筋や側頭筋のトリガーポイントの関連痛である場合が少なくありません。
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