腰痛・ぎっくり腰・ヘルニアの根本改善法

関節の痛みは、自己免疫疾患に属する慢性関節リウマチによっても、溶連菌脳毒素によっても起こりますが、それらと無関係にも起こります。寒くなると膝が痛む、というような症状は、名前のつくほどの病気によるのではありません。こういう関節痛は、高タンパク食でも治るし、ビタミンEでも治ります。ビタミンEは、主として血行改善によって治療効果をあげるのです。

腰痛・膝痛をはじめとした各種関節痛がある場合、何はともあれタンパク質とビタミンCが必要になります。痛みはストレッサーになるからです。

関節痛とタンパク質との関係はこうです。

タンパク質が足りないと、骨層板の材料が不足します。弱い骨層板しかつくれないことになります。弱い骨は、折れやすいばかりでなく、痛みを発しやすい。骨では、神経も構造上守られているのですが、骨層板がしっかりしていなければ、神経も痛めつけられる、ということでしょう。

骨のなかまに軟骨があります。軟骨の組織は硬骨とはだいぶ違いますが、ごく大雑把に見れば、硬骨からカルシウムを抜いたようなものです。したがって、問題はコラーゲンにしぼられると見てよいわけです。

軟骨は、長骨の骨端にはカバーとして、椎骨と椎骨との間にはショックの吸収体としてあります。後者は椎間板と呼ばれます。これは、椎間板ヘルニアという病気と結びついてよく知られる軟骨です。ヘルニアとは、はみ出した部分が元に戻らなくなった状態を指す言葉です。椎間板が、椎骨の間からはみ出して、そのままになれば、椎間板ヘルニアです。この突出部が脊髄神経を圧迫すれば激痛が走ります。腰痛やぎっくり腰には、椎間板の突出によるものが少なくありません。

椎間板がヘルニア状態になれば、痛みは止みません。したがって、痛みが持続しない場合は、完全なヘルニアを起こしていません。椎間板は、まだ弾性を失わず、突出したり、引っ込んだりしているのです。これは、椎間板ヘルニアとは言えません。

いずれにしても、このようなおかしくなった軟骨を治す方法はあります。それが、タンパク質の強化と、ビタミンCの服用です。病院ではこれを治す方法として、牽引か手術か、どちらかをとります。手術を要する椎間板ヘルニアも、ビタミンCで治りますが、治療後にこれをやめれば再発するそうです。


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