神経炎といえば、まず思い出されるのは脚気です。 ビタミンB1は、クエン酸回路の脇役であるのみならず、神経伝達物質の一つでもあります。恐らくそのためでしょうが、ニューロンの髄鞘にはこれの受容体(レセプター)が存在します。 […]
カテゴリー: ビタミン・ミネラル
抗肝炎ビタミン
肝炎はウイルス性のものが多く、それが、A型、B型にわけられます。輸血による肝炎はB型が普通です。ウイルス性肝炎ならば、抗ウイルスビタミン・ミネラルが有効なはずです。医師は、アミノ酸およびビタミンB2の輸液を点滴によって与 […]
抗腎炎ビタミン
腎臓の炎症すなわち腎炎には、急性のものと慢性のものがあります。いずれもが、溶連菌の感染による扁桃炎からくるケースが多いです。食塩が腎臓に負担を与えることを考慮し、減塩食をとることが、対策の第一となります。 腎臓に障害のあ […]
抗胃炎ビタミン
炎症一般については、抗炎症ビタミンの項で述べたことが考えられますが、組織にはそれぞれ特性があるので、個別の炎症については、それぞれに追加すべき因子があります。例えば、胃の炎症を考えるにあたっては、その粘膜に対する因子を見 […]
抗炎症ビタミン
炎症という言葉はよく使われますが、ここではまずその定義を明らかにしておきたいと思います。 炎症とは、生体の細胞組織に何らかの器質的変化をもたらすような侵襲があったとき、生体がそれを再生ないし修復によってこたえようとする防 […]
寿命ビタミン
長寿ということは、活動能力を条件として、初めて意義をもちます。アメリカの老人病研究所長バスウォーターは、ビタミンEの投与によって、活動的寿命が5〜10年延長し、さらに、ほかのビタミン・ミネラル、含硫アミノ酸を加えることに […]
ペーハー調節ビタミン
ペーハーとは、いうまでもなく、水溶液のアルカリ度をあらわす数値です。生体の場合、これは血液やリンパなどの細胞外液について問題にするのが普通です。 水溶液が中性の場合、そのペーハーは7.0となります。それより数値が大きけれ […]
利尿ビタミン
尿のもとは、腎臓の糸球体でつくられる「原尿」です。原尿は尿細管の作用によって選別され、必要な物質は水の一部とともに再吸収され、残りが尿となります。 このとき、水の再吸収を促進するホルモンが働きます。このホルモンは脳下垂体 […]
性ビタミン
性ビタミン、性ミネラルといえば、もちろん、性ホルモンにかかわるビタミン・ミネラルをさすことになります。性ホルモン・副腎皮質ホルモンのなかまは、いわゆる「ステロイドホルモン」に属します。そしてその前駆物質はコレステロールで […]
味覚ビタミン・嗅覚ビタミン
急性肝炎にかかると、味もにおいもわからなくなります。これは、血中ビタミンAの急激な低下によるとして説明されています。そこで、味覚ビタミンのリストにも、嗅覚ビタミンのリストにも、ビタミンAが登場することになります。 味覚や […]