腰痛とコラーゲン

腰痛とコラーゲンの意外な関係

■コラーゲンとは?

動物の骨や皮を煮込むと、とろみのあるゼラチンが溶け出します。実は、私たちの体にとっても「コラーゲン」は同じように重要な物質です。

コラーゲンはタンパク質の一種で、このコラーゲンが加熱されるとゼラチンに変化します。日本語では「膠原(こうげん)」とも呼ばれます。

■丈夫なコラーゲン作りにはビタミンCが不可欠

コラーゲンは、「プロリン」や「リジン」といったアミノ酸から作られます。その過程で、アミノ酸に「水酸基」という枝がつくことで、丈夫なコラーゲンが完成します。

この枝を作るためには、補酵素としてビタミンCが欠かせません。つまり、ビタミンCが不足すると、正常で強いコラーゲンを作ることができなくなってしまうのです。

■体を支えるコラーゲンの「三つ編み構造」

コラーゲンは繊維状のタンパク質で、3本の繊維が「三つ編み」のような、らせん状の特殊な構造(コラーゲンヘリックス)をしています。この頑丈な構造が、私たちの体を支える強さの源です。

しかし、ビタミンC不足で先ほどの「水酸基」の枝が作られないと、この安定した三つ編み構造を保てず、強度の低い不完全なコラーゲンになってしまいます。

■コラーゲンの質が低下するとどうなる?

コラーゲンは、骨や軟骨、そして全身の組織をつなぐ結合組織の主成分です。そのため、コラーゲンの質が悪いと、これらの組織も弱く、もろくなってしまいます。

実は、ぎっくり腰や、さらには脳出血なども、この不完全なコラーゲンが原因の一つとなり得るのです。

■セルフケアをしても繰り返すぎっくり腰、本当の原因は?

「整体やマッサージ、ヨガなどで体をケアしているのに、ぎっくり腰を繰り返してしまう…」
もし心当たりがあれば、その原因は「コラーゲンの質」にあるのかもしれません。