引きつけの正しい名称は痙攣です。
これはちょっと考えてわかる通り、筋肉の異常現象に他なりません。
筋肉には、意志によって支配される「随意筋」と、意志と無関係に自律神経によって支配される「不随意筋」と、二種のものがあります。
随意筋を支配するのは「運動神経」以外のものではありません。
この随意筋が、運動神経の支配を拒否し、不随意的につっぱり、あるいはひくひく動くとき、これを痙攣といいます。このとき、神経支配のメカニズムは狂ったわけですが、その異常を起こす部位は、大脳、中脳、小脳、延髄にまたがっています。
引きつけにつながる神経障害の原因としては、赤痢、一酸化炭素中毒、てんかん、ヒステリー、脳膜炎、破傷風、脱水症、鉛中毒、動脈硬化、脳腫瘍、脳卒中など、多様なものがあげられます。
筋肉には、「伸筋」と「屈筋」とがあります。前者は関節を伸ばす筋肉、後者は関節を曲げる筋肉です。
引きつけには、全身の伸筋が強く収縮するタイプがあります。このとき、手足は棒のようにつっぱり、上体も首も後方に強くのけぞります。
全身の筋肉が周期的に収縮し、手足や首がひくひく動く症状は重大です。
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