社会通念上は、自然食と玄米食とが同義に扱われる傾向がありますが、ここでは両者を区別しています。
玄米食とは、玄米を主食とする食事を指すと考えてよいでしょう。
ところが、玄米に積極的に手を出すような人は、とかく自然に走りたがります。
そこで、両者はきわめて近縁のものとなっているのが実情です。
玄米食主義の旗手は、五来長利、森下敬一の両氏でしょう。
五来氏の記すところの献立を見ると、玄米一、二合にゴマ塩、海藻、根菜、葉菜、豆、味噌、醤油、植物油となっています。
森下氏は、これに手にのる大きさの小魚を加えているようです。
五来派が純植物食であるのに対し、森下派は動物食を加味した形になっています。
五来派は、「食薬」なるものをすすめます。
これは、梅肉エキス、ローヤルゼリー、シジミエキス、米胚芽の四者です。
ここに初めて、動物が姿をあらわしてきました。
なお、五来派では、悪い食物として、牛肉、豚肉、鶏肉、赤身魚肉、白米、白パン、白うどん、白砂糖、牛乳、チーズ、バター、果物、和洋菓子、卵をあげています。
森下氏も、これに準じるでしょうが、どちらも、低タンパク食、低ビタミン食の性格が強すぎます。
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