背骨のカーブ・健康をどう保つのか

脊柱の進化と文明

人間は正しく直立二足姿勢をとった時、脊柱は進化の過程を経て自然と正しい姿勢になるものです。背中や腰は決して丸くは出来ません。(高齢者の曲がり腰の立位姿勢は、長期にわたる関節障害の結果、腰椎が固着したものなので論外とします)

人類が四足歩行から脊柱を特有のS状弯曲に変化させて二足歩行に進化させた過程は、生後1年位の赤ん坊が四つ這いから立ち上がる練習を繰り返しているうちに、生まれた時四足動物のように丸い背中が次第にS字状弯曲という人類特有のカーブに変化していくことはよく知られています。

特に強調したいのは、現代の生活は文明が進んだことにより、以前のように立ったり歩いたりする生活から坐ることの多い生活に変わってきました。家庭電化製品や職場でのパソコン等の事務機器の発達、自動車の普及がその一例です。坐ることの多い生活に変わると、直立二足歩行という人類の特異性が失われていく心配があります。

近年の小学生の生活様態を考えてみても、昼は学校で坐って勉強、夜は塾に行ってまた坐って勉強、家に居てもパソコンやゲーム機遊びといった坐る毎日の生活。以前の子供のように戸外に出て泥んこになって遊ぶといった光景は、ほとんど見かけないのが現状ではないでしょうか。

直立二足歩行に必要な背骨の強さ、それを支える支持筋群、腰椎の前弯カーブは、立って尚且つ歩くことと子供の頃からしっかりした身体運動によって訓練され強化されたもので、坐ってばかりいる生活では活動の必要性がなくなり、弱体化し退化していくのは当然の成り行きです。

とにかく、人間は坐っていても常に腰椎は前弯、骨盤は前方傾斜であることが不可欠であり、直立二足歩行を遂げた人類の宿命とも言えそうです。


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