脳とコンピューターの違い

筋肉の衰えは、直接的に力の衰えとして実感されます。これに反して、脳の衰えは、他人に気付かれはしても、なかなか自覚しにくい。そのために、その対策は手遅れになりがちです。
しかも、脳の衰えの対策は、肉体の衰えの対策と違って、ジョギングのような、簡単明瞭な形をとりにくい。ここに、ボケの回避についての深刻な問題がある、といってよいでしょう。頭のジョギングといったような、名案があればよいのですが。

脳の構造についての知識を展開するまでもなく、それが、情報蓄積装置であり情報処理装置であることは、少し考えてみればわかります。その点で、それはコンピューターに似ています。コンピューターは、入力情報を保持し、それを処理し、その結果を出力として与えてくれますから。

コンピューターが人間の脳に似ているのは、決して偶然ではありません。もともとコンピューターは、人間の脳の機械的機能の模写を目指してつくられた装置であるからです。

それにしても、脳とコンピューターでは、大きな違いがあります。前者は鍛えることによって性能を向上させることができますが、後者にその真似はできないのです。

もう一つの大きな違いは、コンピューターならば、情報をインプットすれば、それは完全に保持されますが、脳は、しばしばそれをミスするという点にあります。これに対して、脳がコンピューターに劣るという見方をしてはまずいです。脳はコンピューターと違って、選択する機能をもっている、考えるのがよいでしょう。もちろん現実には、その選択によって、ある情報を保持するつもりであったのに、それをミスする場合のあることは、私たちの日常の経験のなかではありふれています。そのとき、脳は、コンピューターよりお粗末であるようにみえますが、それは仕方ありません。

第二次大戦中に、米軍は、ジグザグ飛行で侵入する日本の爆撃機に高射砲の照準をつける目的の装置を開発しました。その研究の中心人物は、ノバート=ウィーナーでした。マサチューセッツ工科大学の彼のチームは、人間の脳の模写を試み、一つの装置をつくって、これを≪人工頭脳≫と名付けました。これがコンピューターの走りです。

 

 


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