鉄はどんな働きをするか

鉄は、赤血球を赤く染める色素「ヘモグロビン」、筋肉に含まれる色素「ミオグロビン」、酸化還元酵素「チトクロームC」、薬物代謝酵素「チトクロームP450」などに含まれています。ということは、鉄がなければ、それらの物質が体内で合成されず、その働きが十分に期待できないことになります。

鉄は、穀類、卵黄、キャベツ、ホウレンソウなどに含まれていますが、その吸収の点では、鉄さびがまさっています。さびる鉄の包丁やフライパンが望ましいです。それにしても、鉄の小腸での吸収率は10%程度です。吸収されて血中に入った鉄の80%は、鉄タンパク「フェリチン」となって、肝臓に貯蔵されます。

鉄が欠乏すると、貧血、頭痛、肩こり、冷え、立ちくらみ、息切れ、舌の先端の痛み、無酸症などが起きます。爪がスプーン状に変形したり裂けたりするのも、鉄欠乏のあらわれです。

鉄の損失の原因としては、出血の他に感染があります。汗をかいても鉄は誘い出されます。鉄は、皮膚、毛、爪などからも失われます。妊娠時には胃酸が不足するために鉄の吸収が悪くなります。だから、特に大量の鉄を摂らないと、胎児に影響が出てきます。

 


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