血液に含まれる不飽和脂肪酸の過酸化物が増えると、その粘度が高まるばかりでなく、それが血管壁にひっかかると、その粒子が割れて活性酸素を発生し、さまざまな障害の原因をつくります。この血中過酸化脂質の量は、加齢とともに増大しま […]
カテゴリー: ビタミン・ミネラル
うつ病とビタミンC
うつ病では、脳脊髄液中や脳幹中のセロトニン濃度が、正常人の二分の一程度に低下しているといいます。 セロトニンは、脳内でアミノ酸トリプトファンからつくられます。トリプトファンに、水酸化と脱炭酸という、酵素による二工程が加え […]
ビタミンCで減らせるインスリン投与量
インスリンを注射すると、血中ビタミンC濃度の低下する事実が知られています。インドの研究結果とこれとを照合すると、インスリン注射は、腸管からのブドウ糖の吸収を抑制し、血糖値を下げる方向への動きを起こすことになります。そこで […]
膵臓とビタミンC
インスリンを合成する工場は、膵臓の《ランゲルハンス島》ベータ細胞です。このランゲルハンス島の正常な機能の保持に、ビタミンCが役割をもっています。この関係は、ビタミンC欠乏食を与えられたモルモットのランゲルハンス島に変性が […]
結石とビタミンC
腎臓障害の一つとして、腎臓結石がありますが、一般に結石は腎臓だけにできるものではなく、尿路にも、膀胱にも、胆嚢にもできます。 そして、やや常識化した情報として、ビタミンCの摂取は、腎臓結石や膀胱結石の原因となる、という話 […]
腎臓障害の場合
肝臓に障害があるときは、疲れやすさもさることながら、全身の倦怠感、食欲不振が起きるので、どこかに病気のあることは自覚症状でわかるのが普通です。 しかし、腎臓となると、気がつかないうちに、病気が進行していることがあります。 […]
抗関節炎ビタミン
関節の炎症は、しばしば起こります。関節には「関節腔」とよばれるものがありますが、ここの特徴は、活性酸素除去酵素がきわめて少ないことです。したがって、関節は活性酸素の攻撃に対しては弱いのです。 関節に何らかの損傷が加わると […]
抗皮膚炎ビタミン
皮膚炎は、原因も多種多様、症状も多種多様ですが、ステロイド剤の塗布によってなおるのが普通です。皮膚に損傷がなければ、ステロイド剤は体内に侵入しないから、副作用の心配はない、ということになっています。 ただしここでは、ステ […]
抗口内炎ビタミン
口内にブツブツができて痛むのが口内炎です。これの頑固なものは「難病といわれるベーチェット病」を疑われることがあるので、こうなれば、ただの炎症とは違ってきます。ここには、単純な口内炎をとりあげることになりました。 ◉ 抗口 […]
抗口角炎ビタミン
口のかどが割れるようになる口角炎という病気があります。これになると、胃が悪いなどといわれますが、ともに炎症であってみれば、共通の問題のあることは、容易に想像できます。しかし、口角炎の場合には、「カビ」の寄生があるので、こ […]